ショーパン (テレビ番組)

『ショーパン』は、フジテレビで2007年10月16日から2008年9月26日まで放送された深夜のトークバラエティ番組です。2007年度フジテレビ新人アナウンサーの生野陽子が司会を務め、かつて放送されていた千野志麻司会の『チノパン』、高島彩司会の『アヤパン』の系譜を継ぐミニ番組としてスタートしました。後継番組は加藤綾子司会の『カトパン』です。

番組は、火曜日から金曜日（月曜から木曜深夜）の0:35 - 0:45に放送され、番組表では「パン」または「生パン」と略記されていました。番組のタイトルに合わせ、司会の生野アナウンサーは毎回ショートパンツを着用して出演していました。

番組内容

番組は、トークを中心に、曜日ごとに異なるコーナーが設けられていました。また、番組宣伝を兼ねた番外編として、2007年10月には「爆チュー問題深夜特番」内で生野アナウンサーがネズミに扮する「ショーパンねずみ」が登場しました。2008年2月には、公式サイト（ショーパンブログ）も開設されました。

沿革

初回放送では、ゲストに高島彩アナウンサーが登場し、シャンパンを開けて番組がスタートしました。番組は平均3〜5%の視聴率を記録しました。また、番組中には様々なハプニングや企画が行われました。

2007年11月には、ゲストのチェ・ホンマンが体調不良で出演できず、急遽つるの剛士が代役として出演しました。
2007年12月には、大島由香里、松尾翠アナウンサーがゲストとして心理テスト企画を行いました。
2007年12月25日には、クリスマススペシャルが放送され、タカアンドトシ、ペナルティ、品川庄司、ほっしゃん。が出演し、生野アナウンサーへのサプライズドッキリ企画も行われました。
2008年1月には、ダイハツドラリオンの宣伝として、川合俊一、里田まい、久保田利伸、軽部真一、笠井信輔アナウンサーが出演するスペシャル企画が放送されました。
2008年2月には、バレンタイン特別企画として、フレンチレストランで要潤、石田純一、沢村一樹と会食トークが行われました。
2008年4月からは、フジテレビOn Demandで「ショーパンfriday」が無料配信されました。
2008年7月には、岩手県で地震が発生した影響で放送休止になり、後日代替放送されました。
2008年8月には、お台場冒険王での公開収録の模様が放送されました。
2008年9月には、福田康夫首相の退陣表明に伴い、放送時間が繰り下げられました。
2008年9月26日の最終回は1時間スペシャルで、番組の名場面を振り返りました。

各曜日コーナー

各曜日ごとに特色あるコーナーが展開されました。

火曜日（月曜日深夜）：「急接近の月曜日」
「魔法のタメ口」や「ゴールはファーストキス」などの企画がありました。また、「超接近」のコーナーでは、ゲストと生野アナウンサーが至近距離でトークを行いました。
水曜日（火曜日深夜）：「ヒミツの火曜日」
「ヒミツのQ&A」や「ヒミツのモンタージュ」といった企画が行われ、生野アナウンサーがゲストの秘密に迫りました。また、「イメージの火曜日」では、視聴者から生野アナウンサーのイメージを募集する企画も行われました。
木曜日（水曜日深夜）：「丸裸の水曜日」
生野アナウンサーが目隠しでゲストを当てる企画や、「相性ヌード」「脳内ヌード」「コンプレックスヌード」などの企画がありました。また、「ミュージックヌード」のコーナーでは、生野アナウンサーがフルート演奏を披露しました。「極アナの木曜日」では、生野アナウンサーが「極アナ」になるためのアドバイスをゲストから貰っていました。
金曜日（インターネット配信のみ）：「ショーパンFriday」
フジテレビOn Demandで配信された特別版で、原則としてゲストはなしで、毎回異なる企画に生野アナウンサーが挑戦しました。スタジオの様子が映し出されたり、ハイビジョン対応の場合もありました。

番組グッズ

クリアファイルとメモ帳がフジテレビ本社ビル7Fの売店で販売されていました。

スタッフ

番組には多くのスタッフが関わっており、アイドリング!!!のスタッフと一部共通していました。ナレーターは中村光宏アナウンサーが担当し、美術、照明、音響、技術、構成など、各分野の専門家が番組を支えていました。

放送局

フジテレビのほか、岩手めんこいテレビ、仙台放送、テレビ静岡で同時ネット放送されました。

テーマ曲

テーマ曲はFantastic Plastic Machineの「Bachelor Pad」が使用されました。

『ショーパン』は、生野アナウンサーの個性と、曜日ごとの多様な企画が魅力的な番組でした。

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