ショーン・バーネット

ショーン・リチャード・バーネット

ショーン・リチャード・バーネット（Sean Richard Burnett, 1982年9月17日 - ）は、アメリカ合衆国フロリダ州出身のプロ野球選手。左投左打の投手として、MLBの舞台で活躍してきた。

プロ入りとパイレーツ時代

2000年のMLBドラフトで、ピッツバーグ・パイレーツから1巡目（全体19位）という高い評価を受け指名され、165万ドルの契約金でプロ入りを果たした。その才能は早くから注目され、2003年にはベースボール・アメリカ誌の有望株ランキングで全体25位にランクインするほどだった。

2004年5月30日のシカゴ・カブス戦で、念願のメジャーデビューを飾る。この年は13試合に先発し、5勝5敗、防御率5.01という成績を残した。しかし、翌年は故障のため全休。その後はマイナーリーグでの生活が長く続いた。

2008年にリリーフに転向すると、4年ぶりにメジャー昇格を果たし、新たな可能性を見出した。

ナショナルズ時代

2009年6月30日、ラスティングス・ミレッジ、ジョエル・ハンラハンとのトレードで、ナイジャー・モーガンと共にワシントン・ナショナルズへ移籍。新天地でリリーフとしての地位を確立していく。

2010年には、73試合に登板し、1勝7敗ながら防御率は自己最高の2.14を記録。その安定した投球でチームに貢献し、オフには2年総額370万ドルでナショナルズと契約を延長した。

しかし、2011年は奪三振率が前年の8.86から5.24に低下し、防御率も3.81とやや不安定なシーズンとなった。

2012年のシーズン終了後、FA（フリーエージェント）となった。

エンゼルス時代

2012年12月5日、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムと2年総額800万ドル（2015年は契約延長オプション付き）で合意。12月12日に正式契約を結び、新たな挑戦をスタートさせた。

しかし、2013年8月7日に肘の手術を受けたため、残念ながらシーズンの残りを棒に振ることになった。

2014年10月30日には、契約延長オプションを破棄され、再びFAとなった。

エンゼルス退団後

2015年は所属球団がない状況が続いたが、11月15日にナショナルズとマイナー契約を結び、再びナショナルズへ。しかし、2016年4月3日に自由契約となる。その後、ロサンゼルス・ドジャース、アトランタ・ブレーブス、ミネソタ・ツインズと、複数のマイナー球団を渡り歩き、経験を積んだ。

そして、2016年8月19日に再びナショナルズにトレードで復帰。9月2日にはメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りを果たした。ナショナルズでは10試合に登板し、再びメジャーのマウンドに立った。オフの11月3日にFAとなった。

2016年12月12日には、フィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、2017年のスプリングトレーニングに招待選手として参加したが、2017年3月26日に自由契約となった。

2018年3月17日、マイアミ・マーリンズとマイナー契約を結び、現在に至る。

プレースタイル

主にリリーフとして活躍。速球と変化球を織り交ぜ、打者を打ち取る。

詳細情報

年度別投手成績

(2017年度シーズン終了時)

獲得タイトル・表彰・記録

MiLB

オールスター・フューチャーズゲーム選出：1回（2002年）

背番号

61（2004年、2008年）
17（2009年 - 2012年、2016年）
24（2013年 - 2014年）

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