声優としても活躍する
鈴村健一が
2012年10月17日にリリースした9枚目の
シングルが「シロイカラス」です。Lantisから発売され、表題曲は
テレビアニメ『
CØDE:BREAKER』のエンディングテーマとして使用されました。作詞は
鈴村健一自身が手掛け、作曲は
渡辺拓也が担当しています。
概要
前作「messenger」から約5か月ぶりのリリースとなったこの
シングルは、
2012年における
鈴村健一の2作目の
シングルです。自身の楽曲が
テレビアニメの
主題歌に起用されるのは、「あすなろ」以来2作ぶりとなりました。
販売形態はCD+DVDで、DVDには「シロイカラス」のミュージックビデオが収録されています。このミュージックビデオは、
鈴村健一の2枚目のミニアルバム『互』のミュージックビデオと連動した内容になっている点も特徴です。
楽曲について
1.
シロイカラス
作詞: 鈴村健一 / 作曲・編曲: 渡辺拓也 / 時間: 4:03
テレビアニメ『CØDE:BREAKER』のエンディングテーマとして書き下ろされた楽曲。ストレートなロックサウンドが特徴で、Aメロ、Bメロで鬱積した感情がサビで爆発するような構成となっています。歌詞は、特殊な能力を持つ『CØDE:BREAKER』のメンバーの心情を表現しており、アニメの世界観と深く結びついています。
2. 蒼
作詞・作曲:
宮崎誠 / 時間: 4:42
「大地と宇宙」をテーマに制作された楽曲。タイトルは、
地球の青い色からインスピレーションを受けて名付けられました。壮大なスケールを感じさせるメロディと、自然への畏敬の念を抱かせる歌詞が印象的です。
3.
ALL GREEN
* 作曲・編曲:
渡辺拓也 / 時間: 6:34
「再生」をテーマにした、爽やかで奥行きのある楽曲。新たなスタートを切る人々の背中を押してくれるような、希望に満ちた歌詞とメロディが魅力です。
批評
音楽情報サイト『CDジャーナル』は、「シロイカラス」について「葛藤しながらも前向きに生きることについて背中を押してくれる歌詞が胸を打つ」と評しています。困難に立ち向かい、未来を切り開こうとする人々の心に響くメッセージが込められていると言えるでしょう。
DVD
CDに付属するDVDには、「シロイカラス」のミュージックビデオが収録されています。楽曲の世界観を映像で表現した、見ごたえのある内容となっています。
まとめ
「シロイカラス」は、
鈴村健一の音楽性と表現力が凝縮された、聴きごたえのある
シングルです。アニメファンのみならず、ロック音楽が好きな方にもおすすめできる作品と言えるでしょう。カップリング曲の「蒼」と「ALL GREEN」もそれぞれ異なる魅力を持っており、バラエティ豊かな楽曲を楽しむことができます。