シンデレラ (奥華子の曲)とは？意味をやさしく解説

奥華子の「シンデレラ」は、2012年1月11日にポニーキャニオンから発売された12枚目のシングルです。2010年8月リリースの「ガラスの花」以来、約1年5ヶ月ぶりのシングル作品として、ファン待望のリリースとなりました。

楽曲について

本作は、奥華子が2011年12月から開催したライブツアー『バンドライブツアー'11 "シンデレラ"』との連動企画が展開されました。シングルに封入された応募はがきにライブツアーのチケットを貼り付けて応募すると、「シンデレラ」の弾き語りバージョンを収録したCDがプレゼントされるという、ファンにとっては嬉しい企画です。

プロモーションビデオ（PV）は、2011年12月17日に公開されました。雪景色が印象的なPVは、北海道の美瑛で撮影されています。冬の美瑛の風景が、楽曲の切ない世界観をより一層引き立てています。

また、「シンデレラ」は、北海道 STVラジオの2012年1月度の推薦曲に選ばれたほか、ビーイング・チバテレビ制作「MUSIC FOCUS」1月度オープニングテーマ、日本テレビ系「芸能★BANG!」1月度エンディングテーマとしても起用され、幅広い層にアピールしました。

収録曲

シングルには、以下の楽曲が収録されています。

1. シンデレラ (4:28)
編曲：島田昌典
2. 卒業の時 (4:52)
編曲：ha-j
3. 泡沫 (Live ver.) (4:52)
4. トランプ (Live ver.) (4:59)
5. パズル (Live ver.) (5:35)
6. シンデレラ (Instrumental) (4:28)

全曲、作詞・作曲は奥華子が手掛けています。

歌詞の変化

「シンデレラ」は、リリース前にコンサートで披露された初期バージョンと、実際にリリースされたバージョンで歌詞が若干異なっています。以下にその変化をまとめます。

リリース	初期バージョン
:-----	:-----
青い雲を見た帰り道	風が止んだ帰り道
冗談言えるあなたじゃないって知っているから	冗談だよといつもなら笑ってくれるのに
お揃いのマグカップも全部二人で選んだ物だけど	街も部屋も帰り道もいつもと変わらないはずなのに
好きという気持ちと一緒にあなたが置いていった物	あなたが隣にいないだけで世界は色あせて見えた
あなたと過ごした全てが大切だったよずっと	あなたと過ごした時間が大切だったよずっと
喧嘩した日もあたしのそばにいてくれたね	どんな時でもあたしのそばにいてくれたね

これらの歌詞の変化は、楽曲に込められた想いをより深く表現するための、奥華子の試行錯誤の跡と言えるでしょう。

収録アルバム

「シンデレラ」とそのカップリング曲である「卒業の時」は、以下のアルバムに収録されています。

* good-bye (#1, #2) - #2はアレンジバージョンでの収録。

「シンデレラ」は、奥華子の音楽性を代表する一曲として、多くのファンに愛されています。切ない歌詞と美しいメロディーが、聴く人の心を掴んで離しません。

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