ジェイク・シャッツ(Jake Schatz)は、
1990年7月25日に
オーストラリアのスプリングウッドで生まれたプロ
ラグビーユニオン選手です。
屈強なフィジカルを持ち、主にナンバーエイト(No8)のポジションでプレーします。その体格は、身長192センチメートル、体重111キログラムを誇ります。
国際舞台では、若い頃にU20カテゴリーの
オーストラリア代表に選出された経験を持ちます。また、
オーストラリアのナショナルチームであるワラビーズの一員としてもプレーし、
2020年2月時点でテストマッチ
キャップを2つ獲得しています。
彼のプロキャリアは、
オーストラリア国内のスーパーラグビーチームであるレッズでスタートしました。その後、
オーストラリアの国内大会であるNRC(ナショナルラグビーチャンピオンシップ)に参加するブリスベン・シティーでもプレーしました。
オーストラリアでの経験を積んだ後、同じくスーパーラグビーのレベルズに移籍し、ここでも主力として活躍しました。
オーストラリアを離れてからは、イングランドのプレミアシップに所属するロンドン・アイリッシュへと活躍の場を移しました。欧州での挑戦を経て、再び南半球、そして日本へと目を向けます。
2019年11月には、スーパーラグビーに日本から参加していたチーム、
サンウルブズの
2020年シーズンに向けたスコッドの一員として発表されました。そして、続く
2020年1月には、日本人選手の森谷圭介氏とともに、そのシーズンの
サンウルブズの共同キャプテンに指名されるという重要な役割を担いました。日本のファンの前でリーダーシップを発揮することになります。
サンウルブズでのシーズンが終了した
2020年、ジェイク・シャッツは日本のラグビー界に本格的に活動拠点を移すことを決め、
トップイーストリーグDiv.1に所属する
東京ガスラグビー部へ加入しました。現在もこのチームで、その経験とリーダーシップを活かしてプレーを続けています。
オーストラリア国内からイングランド、そして
サンウルブズを経て日本へと、多様な環境でプレーしてきたジェイク・シャッツは、ナンバーエイトとしてチームに貢献するベテラン選手です。