ジェームズ・デントン

ジェームズ・トーマス・デントン・ジュニアは、1963年1月20日生まれのアメリカ合衆国の俳優です。彼は、人気テレビドラマ『デスパレートな妻たち』でマイク・デルフィーノ役を演じ、一躍その名を知られるようになりました。

生い立ちと教育

デントンはテネシー州ナッシュビルで生まれ、グッドレッツヴィルで育ちました。彼の父、J・T・デントンは歯科医であり、軍隊勤務の経験を持っています。ジェームズはテネシー大学に進学し、ジャーナリズムを専攻、広告学の学位を取得しました。大学時代には、シグマ・アルファ・イプシロン友愛会に所属していました。大学卒業後、彼は2つのラジオ放送局で宣伝の仕事をしていましたが、23歳の時にナッシュビルのコミュニティ・センターで演技を始めたことが、俳優としてのキャリアのきっかけとなりました。その後、彼はカリフォルニア州に移り、本格的に俳優業に専念することを決意しました。

キャリア

カリフォルニアに移ってから、デントンは数多くのテレビドラマに出演しました。『アリー my Love』、『ザ・ホワイトハウス』、『犯罪捜査官ネイビーファイル』など、様々な作品でその才能を発揮しました。また、『ザ・プリテンダー 孤島の謎』や『スレット・マトリックス』では、重要な役どころで共演俳優の一人として起用されました。そして2004年、彼は『デスパレートな妻たち』で、主人公の一人であるスーザンと恋に落ちる配管工、マイク・デルフィーノ役を演じ、国際的な知名度を獲得しました。

デントンは俳優業以外にも、2009年にはカントリー歌手フィル・ヴァッサーの「Bobbi with an I」のプロモーションビデオに出演するなど、多岐にわたる活動を行っています。さらに、ヒュー・ローリーやテリー・ハッチャーといった仲間たちとチャリティバンドを結成し、慈善活動にも積極的に参加しています。

私生活

私生活では、1997年に女優のジェナ・リン・ウォードと結婚しましたが、2000年に離婚しています。その後、2002年にエリン・オブライエンと再婚し、2003年には長男を、2005年には長女をもうけ、二児の父となりました。

デントンは野球好きとしても知られており、ボルチモア・オリオールズの熱狂的なファンです。また、カリフォルニア州フラートンを本拠地とするマイナーリーグ、ゴールデンベースボールリーグに所属するオレンジカウンティ・フライヤーズの経営にも携わっています。

まとめ

ジェームズ・デントンは、俳優としての才能はもちろんのこと、音楽やスポーツ、慈善活動にも積極的に関わる多才な人物です。彼の今後の活躍にも目が離せません。

外部リンク

* James Denton - IMDb（英語）

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