ジオグラマトン

ジオグラマトン -Dyogrammaton-

『ジオグラマトン -Dyogrammaton-』は、CLOCKUP team.DYOによって2005年にリリースされた18禁のSFアドベンチャーゲームです。この作品は、CLOCKUPのロボシリーズ三部作の第一作目と位置づけられ、多くのファンに支持されています。ゲームは主に二人の主人公、恭介とリョウトの視点から進行し、それぞれ異なる物語を体験できるというユニークなシステムを採用しています。

ストーリー概要

人類が謎の生命体ディゾルブによる脅威に直面する近未来の設定で、特別な能力を持つ若者たちが組織「DAKT」に招集されて、時間を加速させるディゾルブに立ち向かうことになります。主人公の一人、御堂恭介は、DAKTが運用するロボット「ジークフリート」を操縦し、異性とのロマンを楽しみながら敵に立ち向かいます。もう一人の主人公、リョウト・ジグムントは、本来の素性を隠しつつ、DAKT内で暗躍し、計画を進めます。このディストピア世界で、人間とディゾルブの謎が絡み合う中、物語は進展していきます。

主要キャラクター

• - 御堂 恭介（みどう きょうすけ）: 主人公の一人で、熱血漢。ジークフリートを操縦し、後半ではDAKTの切り札となるグリムゲルデに搭乗します。
• - リョウト・ジグムント: もう一人の主人公で、実はディゾルブ。DAKTの情報部員として恭介の指揮を執る一方、内通者として組織の女たちを誘惑していきます。
• - 海部杖 ひかり（あまつえ ひかり）: 恭介の幼馴染。ジークフリートの操縦に参加するが、戦闘能力に課題があります。
• - ルー・バレンクレア: かつてアメリカ海兵隊に所属していた女性キャラクター。

舞台設定と登場メカ

本作の舞台であるDAKTは、国際連合の傘下に設立されたディゾルブ迎撃機関で、やがて解体される運命を辿ります。敵対勢力に抗うために開発されたロボット「ジークフリート」は、時間加速装置を搭載し、通常兵器では対抗できないディゾルブと戦うための最前線の武器として機能します。また、続々登場する他の機体やメカも物語の重要な要素となっています。

続編とメディア展開

この作品は、2006年には後日談を描いた『くろふぁん3Ghz』や続編の『Zwei Worter』（ツヴァイウォルター）が発表され、またアダルトアニメ版もリリースされました。作品に対する人気と関心を受け、多くの関連メディアが製作されることとなりました。

『ジオグラマトン -Dyogrammaton-』は、深い世界観とスリリングな物語展開で、多くのプレイヤーに愛されている作品であり、今後もその影響力は衰えないことが期待されています。

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