ジャグラーV

ジャグラーVは、1999年に北電子が開発・販売したパチスロ機です。型式名はA-350。

基本スペックは前作ジャグラーを踏襲していますが、いくつかの点で変更が加えられています。

筐体カラー: 緑色に変更されました。
リプレイ図柄: サイ（再遊技）図柄から、ジャグラー開発時に考案されたオリジナルのリプレイ図柄に変更されました。
先告知機能: ストップボタン有効時に、4分の1の確率でGOGO！ランプが点灯する先告知機能が搭載されました。これにより、ボーナス成立をいち早く察知できる可能性が生まれました。
BIGボーナス中の小役ゲーム残りゲーム数表示: BIGボーナス中の小役ゲームの残りゲーム数が表示されるようになりました。これにより、より戦略的な遊技が可能になりました。
* GOGO！ランプ: "GOGO！"の文字部分が黄色にカラーリングされました。しかし、照明が明るいホールではランプが光っているかどうかの判別がしにくいという声もありました。

ジャグラーVは、完全な新機種としてではなく、北電子の旧台の面替え機として登場しました。そのため、設置台数は比較的少なく、現在では他シリーズと比較してかなりレアな存在となっています。みなし機撤去が推進されている状況下において、その希少性はさらに高まっています。

ジャグラーVは、前作ジャグラーのゲーム性をベースに、新たな要素を盛り込んだ意欲的な機種でしたが、設置台数の少なさから、多くのプレイヤーに親しまれる機会は少なかったと言えるでしょう。しかし、そのユニークな特徴と希少性から、一部のパチスロファンからは根強い人気を集めています。

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