ジャスティン・バーレル

ジャスティン・バーレル：異彩を放つアメリカ人バスケットボール選手

ジャスティン・バーレル（Justin Burrell、1988年4月18日 - ）は、アメリカ合衆国出身のプロバスケットボール選手です。ポジションはフォワードで、現在はB.LEAGUEのライジングゼファーフクオカに所属しています。

プロキャリアの幕開けとbjリーグでの輝かしい活躍

セント・ジョンズ大学卒業後、2011年にbjリーグに新規参入した横浜ビー・コルセアーズと契約し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。背番号は24番。ルーキーイヤーからその才能を発揮し、2012年1月には週間MVP、4月には月間MVPを受賞。レギュラーシーズン全52試合にスターターとして出場し、1試合平均18.7得点、9.9リバウンドという素晴らしい成績を残しました。チームをプレイオフ進出に導き、自身もレギュラーシーズンMVPとベスト5を受賞するという、華々しいデビューを飾りました。

NBAへの挑戦と海外での活躍

bjリーグでの成功後、バーレルはNBAに挑戦するため横浜を退団。サマーリーグに参加しましたが、契約には至らず、フランスLNBプロB（2部相当）のシャンパーニュ＝シャロン・ランス・バスケットと契約しました。フランスでは1試合平均12.7点、7.3リバウンド、フィールドゴール成功率62％を記録し、チームの準優勝に貢献しました。

その後、イタリアのメンズ・サーナ・バスケットとの契約が合意に至りましたが、チームの外国人枠の問題で破談。再びフランスに戻り、LNBプロAのショレ・バスケットと契約しました。

日本での再挑戦：千葉、名古屋、仙台、そして福岡へ

2014-15シーズンには、千葉ジェッツに移籍し、再び日本でプレーすることになりました。横浜時代に指導を受けたレジー・ゲーリーHCとの再会も実現しました。2015-16シーズンには、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋に移籍し、再びゲーリーHCの指導を受けました。2021年には仙台89ERSに移籍し、その後、ライジングゼファーフクオカへ活躍の場を移しています。

エピソードと人物像

横浜ビー・コルセアーズに在籍していた際、バーレルは2度もダンクシュートでゴールを破壊したというエピソードがあります。以降、横浜の試合では予備のゴールが用意されるようになりました。

料理を趣味としており、プロとしてのキャリアを日本で始めることを決めた理由の一つに、日本料理を学びたいという思いがあったそうです。

プレースタイルと評価

フォワードとして、得点能力とリバウンド力に優れています。bjリーグMVPを獲得したことからもわかるように、日本のバスケットボール界でも高い評価を得ている選手です。また、日本文化への造詣も深く、親日家としても知られています。

今後の活躍に期待

B.LEAGUEでのさらなる活躍が期待されるジャスティン・バーレル。彼のダイナミックなプレーと、日本文化への愛情に、今後も注目が集まります。

主な所属チーム

横浜ビー・コルセアーズ (2011-2012)
シャンパーニュ＝シャロン・ランス・バスケット (2012-2013)
ショレ・バスケット (2013-2014)
千葉ジェッツ (2014-2015)
三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋 (2015-2016)
仙台89ERS (2021)
* [ライジングゼファーフクオカ]

もう一度検索