ジャパンラグビートップリーグ2005-2006

2005-2006 ジャパンラグビートップリーグ：激戦と変革のシーズン

2005年9月17日から2006年1月9日にかけて開催されたジャパンラグビートップリーグ2005-2006シーズンは、リーグ入れ替え制度の変更が大きな特徴となりました。前シーズンの結果、日本IBMビッグブルーと近鉄ライナーズが地域リーグに降格し、福岡サニックスブルースとセコムラガッツが昇格を果たしました。

リーグ戦と入れ替え制度の変更

今シーズンは、来シーズンからの14チーム制導入に向け、トップリーグからの自動降格はありませんでした。一方、トップチャレンジリーグとの入れ替え戦は、従来とは異なる様相を呈しました。トップチャレンジリーグチャレンジ1の上位2チームは自動昇格しますが、チャレンジ2は1位のみならず、上位3チームすべてが入替戦に出場することになりました。

トップリーグチャレンジシリーズ1では、日本IBMビッグブルー、コカ・コーラウエストジャパン、近鉄ライナーズが激突。コカ・コーラウエストジャパンが優勝し、日本IBMビッグブルーが2位、近鉄ライナーズが3位となり、上位2チームがトップリーグ自動昇格、3位がトップリーグ入替戦に進出しました。

トップリーグチャレンジシリーズ2では、チャレンジ2リーグの上位3チームすべてが入替戦出場権を獲得しました。激戦の結果、ホンダヒートが優勝、九州電力が2位、NTT東日本が3位となりました。

トップリーグ入替戦：熾烈な争い

トップリーグ入替戦には、トップリーグ下位4チーム（ワールドファイティングブル、セコムラガッツ、リコーブラックラムズ、福岡サニックスブルース）と、トップチャレンジリーグ上位4チーム（近鉄ライナーズ、ホンダヒート、九州電力、NTT東日本）の計8チームが出場しました。

ワールドファイティングブルがNTT東日本を、セコムラガッツが九州電力を、リコーブラックラムズがホンダヒートを、そして福岡サニックスブルースが近鉄ライナーズをそれぞれ破り、トップリーグ残留を決めました。

年間表彰式

2006年2月6日、新高輪プリンスホテルにて、2005-2006シーズンの年間表彰式が開催されました。

チーム表彰として、トップリーグ優勝チーム、フェアプレーチーム賞、ベストファンサービス賞、マイクロソフトカップ優勝チームが表彰されました。個人表彰では、トップリーグMVP、新人賞、最多トライゲッター、得点王、ベストキッカー、ベストホイッスル、マイクロソフトカップMVP、ベストフィフティーンなどが選出されました。

まとめ

2005-2006ジャパンラグビートップリーグシーズンは、リーグ入れ替え制度の改革と、トップリーグ、トップチャレンジリーグ双方で繰り広げられた激しい戦いが記憶に残るシーズンとなりました。新たな制度の下、各チームがしのぎを削り、来シーズンへの展望を示す、重要なシーズンであったと言えるでしょう。 今後のリーグの発展に期待が高まります。

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