ジャパン・バスケットボールリーグ

一般社団法人ジャパン・バスケットボールリーグ

一般社団法人ジャパン・バスケットボールリーグ（Japan Basketball League）は、日本国内の男子セミプロバスケットボールリーグであるB3リーグを運営しています。このリーグは、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ（JPBL）の下部組織として位置づけられており、B1リーグおよびB2リーグに次ぐ3部に相当します。

B3リーグの概要

B3リーグは、クラブチームと企業チームの混成リーグであり、プロとアマチュアが共存する形態が特徴です。従来のプロチームが集まるB1・B2リーグと異なり、企業名がチーム名に付与されるルールがあり、これにより企業チームの存在を際立たせています。このリーグに参加する企業チームは、将来的にクラブ化を目指している場合のみB2に昇格することが認められています。

B3リーグは、一般社団法人ジャパン・バスケットボールリーグと公益社団法人日本バスケットボール協会が共催で大会を開催しています。

沿革

B3リーグは2015年に始まり、初年度はクラブチームと企業チーム合わせて6チームが参加しました。2016年には大会形式や試合日程が発表され、2017-18シーズンから新たに加盟するクラブの公募が行われました。

その後、B3リーグは参加するクラブの増加や大会方式の変化を経て、2020年以降新型コロナウイルスの影響を受けました。しかし、2021年にはリーグの方向性が決定し、2024-25シーズンからはプロクラブのみが加盟できる形に移行することが発表されました。これによって、B3リーグは完全にプロリーグとしての体制を整え、競技レベルの向上を目指しています。

参加クラブの変遷

B3リーグのクラブ数はシーズンごとに変動し、新規加盟やリーグ退会が行われています。2021年には15クラブが参加し、2022年からは規模拡大を続けています。さらに、2024-25シーズンには上限を18クラブにする方針があります。

過去には、企業母体のチームが存在しましたが、これからはより多くのプロチームの参加が見込まれています。

大会方式

以前の大会方式はファーストステージ、レギュラーシーズン、ファイナルステージに分かれていましたが、2020-21シーズンからはレギュラーシーズンのみでの総当たり戦が実施されています。2022-23シーズンにはプレーオフも導入され、上位8クラブによる試合が行われています。

選手登録について

B3リーグでは、各クラブに対し登録選手数や外国籍選手の数に制限があります。選手は常に新しい才能が集まる環境にあり、競技力向上のための育成が行われています。

放送と配信

全試合は映像配信サイト「B3TV」や今後にはソフトバンクが提供する「バスケットLIVE」で配信が予定されています。ですので、ファンは自宅で手軽に試合を観戦できる環境が整っています。

将来構想

B3リーグは2026-27シーズンを目指して再編が進められており、プロチームのみに特化することで、より本格的な競技環境を整える意向が表明されています。これにより、選手やファンにも新たなスポーツ体験が提供されることが期待されています。

今後のB3リーグの動向は、プロバスケットボールの発展だけでなく、日本国内のスポーツ界全体にも大きな影響を及ぼすことでしょう。

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