ジャマール・ラスセルズ

ジャマール・ラセルス：ニューカッスルを支えるディフェンダー

ジャマール・ラセルス（Jamaal Lascelles）は、1993年11月11日生まれ、イングランド・ダービー出身のプロサッカー選手です。現在はニューカッスル・ユナイテッドFCに所属し、ディフェンダーとしてチームを支えています。

クラブでの活躍

ラセルスはノッティンガム・フォレストFCの下部組織で育ちました。プロ契約前の2011年にはアーセナルFCからのオファーをクラブが拒否したという逸話も持っています。2011年3月にトップチームに昇格し、2012年1月にはバーンリーFC戦でトップチームデビューを果たしました。

出場機会を求めて、2012年3月にはフットボールリーグ1のスティヴネイジFCにレンタル移籍。シーズン終了までプレーしました。ノッティンガム・フォレストFCに復帰後、しばらくは出場機会に恵まれませんでしたが、2013-14シーズンにはレギュラーの座を獲得しました。

2014年8月、ラセルスはカール・ダーロウと共にプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドFCに移籍。しかし、2014-15シーズンはレンタルの形でノッティンガムに残留しました。2015-16シーズンには、チームは降格の危機に瀕します。4月11日のサウサンプトンFC戦後には、チームメイトの姿勢を批判する場面もありました。ラファエル・ベニテスが監督に就任してからは、試合での精度を上げていきましたが、チームは降格してしまいました。

2016年8月、ラセルスはニューカッスルのキャプテンに任命されました。ベニテス監督の信頼を得て出場機会が増加し、シーズン終盤にはヘルニアに悩まされながらも、チームのプレミアリーグ復帰に大きく貢献しました。

2017-18シーズンの序盤には、プレミアリーグ月間最優秀選手の候補にノミネートされるなど、好調を維持しました。2017年10月には、ニューカッスルとの契約を2023年まで延長。同月のトレーニング中にはチームメイトのモハメド・ディアメと乱闘騒ぎを起こしましたが、後に和解し、チームメイトとスタッフ全員を昼食に招待しています。

2018-19シーズンの開幕前には、チェルシーFCやトッテナム・ホットスパーFCからの関心が報じられました。ベニテス監督との確執も囁かれましたが、2018年11月には契約を2024年まで延長しています。

代表での活躍

ラセルスは各年代でイングランド代表に選出されており、2013 FIFA U-20ワールドカップなどにも参加しています。

タイトル

個人

* フットボールリーグ・チャンピオンシップ年間ベストイレブン: 2016-17

ジャマール・ラセルスは、そのリーダーシップとディフェンス能力で、ニューカッスル・ユナイテッドFCにとって不可欠な存在となっています。今後の更なる活躍が期待される選手です。

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