ジャレッド・ジェフリーズ

ジャレッド・ジェフリーズは、1981年11月25日生まれ、アメリカ合衆国インディアナ州ブルーミントン出身のバスケットボール選手です。NBAのニューヨーク・ニックスなどでプレーし、現在はデンバー・ナゲッツのプロ部門担当ディレクターとして活躍しています。ポジションはパワーフォワードです。

経歴

2002年のNBAドラフトでワシントン・ウィザーズから全体11位で指名され、NBA入りを果たしました。大学時代はシューティングガードとして活躍していましたが、プロ入り後はチーム事情により主にスモールフォワードとして起用されるようになりました。

2006年8月8日、ニューヨーク・ニックスに移籍。しかし、シーズン開幕直前に腕を怪我し、23試合の欠場を余儀なくされました。復帰後の12月16日には、デンバー・ナゲッツ戦にて乱闘に巻き込まれ、4試合の出場停止処分を受けています。

2010年2月18日、ジョーダン・ヒルとともに、トレイシー・マグレディとの交換トレードで、ヒューストン・ロケッツへ移籍しました。

2011-12シーズンは、古巣のニューヨーク・ニックスでプレー。

2012年7月、ポートランド・トレイルブレイザーズに移籍しました。

プレイスタイル

全てのポジションをこなせるオールラウンダーとして知られています。211cmという長身を生かし、スモールフォワード、パワーフォワード、センターなど、様々なポジションで起用されることが可能です。元々はガードとしてプレイしていたため、ボールハンドリングにも優れています。ガードとして起用される際は、身長差によるミスマッチを誘発し、有利な状況を作り出すことができます。

特にディフェンス力に定評があり、2006年にウィザーズがプレイオフでクリーブランド・キャバリアーズと対戦した際には、相手のエースであるレブロン・ジェームズを封じ込めるために投入され、上背を生かした守備でレブロンを苦しめました。

ニックス移籍後は、チームで唯一積極的にディフェンスをするプレイヤーとして期待されました。一方で、大学時代はエースとして活躍していたにもかかわらず、得点力はあまり期待されておらず、スリーポイントシュートやフリースローは苦手としています。

ジャレッド・ジェフリーズは、その多才なプレイスタイルと献身的なディフェンスで、チームに貢献する貴重な選手でした。

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