ジャレッド・バトラー

ジャレッド・グラドウィン・バトラー

ジャレッド・グラドウィン・バトラー（Jared Gladwyn Butler, 2000年8月25日 - ）は、アメリカ合衆国ルイジアナ州リザーブ出身のプロバスケットボール選手。NBAのフィラデルフィア・76ersに所属しており、ポジションはポイントガードです。

経歴

カレッジ

高校時代から傑出した才能を発揮し、最終シーズンには平均27.4得点、8.8リバウンド、8.4アシスト、3.0スティールという目覚ましい成績を記録しました。その活躍から、バージニア大学やベイラー大学といった名門大学から熱心な勧誘を受け、当初はアラバマ大学への進学を決意。しかし、実際に公式戦でプレーすることなく、1年目のシーズン開始前にベイラー大学へ転校しました。

早期の転校であったため、NCAAのレッドシャツ制度の対象外となり、1年目から公式戦に出場。2年目の2019-20シーズンには、その才能が一気に開花し、チームの主力選手として大きく成長しました。そして、3年目の2020-21シーズンには、チームのエースとしてリーダーシップを発揮し、2021年のNCAA男子バスケットボールトーナメントに出場。チームを牽引し、決勝まで勝ち進みました。

決勝では、レギュラーシーズンを無敗で終え、優勝候補の筆頭と目されていたゴンザガ大学と対戦。バトラーは、チーム最多となる22得点を記録する活躍を見せ、86-70でチームを勝利に導きました。この勝利により、ベイラー大学は念願の初優勝を果たし、バトラー自身もトーナメントMVPを受賞するという栄誉に輝きました。

NBA

ユタ・ジャズ

2021年のNBAドラフトにおいて、バトラーは2巡目全体40位でニューオーリンズ・ペリカンズから指名を受けました。その後、直ちにメンフィス・グリズリーズを経由して、ユタ・ジャズへ交渉権がトレードされました。そして、8月12日にはジャズとのルーキー契約に正式に合意。2022年3月18日のロサンゼルス・クリッパーズ戦では、シーズンハイとなる21得点を記録し、チームも121-92で勝利を収めました。しかし、10月15日にジャズから解雇されることとなりました。

オクラホマシティ・サンダー

2023年3月3日、バトラーはオクラホマシティ・サンダーとのツーウェイ契約に合意しました。

ワシントン・ウィザーズ

7月28日には、ワシントン・ウィザーズとのツーウェイ契約に合意。2024年3月5日には、ウィザーズとの複数年本契約を結びましたが、10月19日に再び解雇されました。しかし、そのわずか2日後には、ウィザーズと再びツーウェイ契約を結ぶこととなりました。2025年1月9日のフィラデルフィア・76ers戦では、キャリアハイとなる26得点を含む4リバウンド、7アシストを記録しましたが、チームは103-109で惜しくも敗れました。

フィラデルフィア・76ers

2025年2月6日、レジー・ジャクソンとのトレードにより、フィラデルフィア・76ersへ移籍しました。

個人成績

(省略)

脚注

(省略)

外部リンク

(省略)

もう一度検索