ジョシュ・ポール

ジョシュ・ウィリアム・ポール（Joshua William Paul, 1975年5月19日 - ）は、アメリカ合衆国イリノイ州クック郡エバンストン出身の元プロ野球選手であり、現在は野球指導者として活躍しています。現役時代は捕手としてプレーし、右投右打でした。2020年シーズンからは、MLBのデトロイト・タイガースでクオリティ・コントロールコーチを務めています。

現役時代

1996年のMLBドラフトで、シカゴ・ホワイトソックスから2巡目（全体347位）で指名され、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。1999年には念願のメジャーデビューを果たし、MLBの舞台に立ちました。

2003年6月25日にFA（フリーエージェント）となると、同年7月4日にはシカゴ・カブスと契約を結びました。しかし、レギュラーシーズン終了後の10月31日にカブスから放出されました。

2004年1月15日には、アナハイム・エンゼルスと契約。その後、2005年12月19日にトラビス・シリッチングとのトレードで、タンパベイ・デビルレイズへ移籍しました。

2007年10月30日にFAとなると、2008年1月30日にデビルレイズとマイナー契約で再契約しました。しかし、同年3月29日に放出され、4月7日にヒューストン・アストロズとマイナー契約を結びました。アストロズ傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスでプレーしていましたが、6月14日に放出され、現役を引退しました。

引退後

引退後は指導者としての道を歩み始めます。2008年12月には、ニューヨーク・ヤンキース傘下のA-級スタテンアイランド・ヤンキースの監督に就任し、2010年シーズン途中までチームを率いました。また、2010年にはヤンキースのブルペンコーチを一時的に務めた経験もあります。2014年からは4年間、ヤンキース傘下で捕手コーディネイターとして、若手捕手の育成に尽力しました。

2018年シーズンからは、エンゼルスのベンチコーチに就任し、2019年までチームを支えました。そして、2020年シーズンからはデトロイト・タイガースのクオリティ・コントロールコーチとして、チームの戦略や戦術面をサポートしています。

詳細情報

ジョシュ・ウィリアム・ポールは、現役時代に様々なチームでプレーし、捕手としてMLBの舞台で活躍しました。引退後は指導者として、若手選手の育成やチームの戦略面をサポートするなど、野球界に貢献しています。彼の豊富な経験と知識は、今後のタイガースの躍進に大きく貢献することが期待されています。

背番号
15（1999年 - 2000年）
27（2001年 - 2003年途中）
29（2013年途中 - 同年終了）
8（2004年 - 2007年）
88（2018年 - ）

外部リンク
選手の通算成績と情報 MLB
ESPN
Baseball-Reference
Fangraphs
The Baseball Cube
* Baseball-Reference (Register)

もう一度検索