ジョニー・パリデス

ジョニー・アルフォンソ・パリデス・イサンベルト

ジョニー・アルフォンソ・パリデス・イサンベルトは、1962年9月2日に生まれ、2020年11月5日に亡くなったベネズエラの元プロ野球選手です。彼は主に内野手として知られ、メジャーリーグベースボール（MLB）と日本のプロ野球で活躍しました。

経歴の始まり

パリデスは1982年にフィラデルフィア・フィリーズと契約を結び、そのキャリアをスタートさせました。1984年にはモントリオール・エクスポズに移籍し、1988年の4月29日にメジャーデビューを果たします。彼はその後、1989年オフにルール・ファイブ・ドラフトを経てデトロイト・タイガースに転籍しました。1990年にはエクスポズに再加入しますが、シーズンの途中でタイガースに戻ることになります。

日本での活躍

1991年には再びタイガースでのプレーが続きましたが、1992年にはメジャー昇格が叶わずAAA級トレドでのプレーを余儀なくされました。その後、彼は来日し、東京ヤクルトスワローズに入団することになります。パリデスは、日本シリーズで逆転のタイムリーを打つなどの活躍を見せましたが、最終戦ではエラーを犯してしまい、その影響もあり同年オフには契約が更新されることなく帰国しました。

引退とその後

1993年には再びAAA級トレドでプレーし、1995年にメキシカンリーグでのプレーをもって現役生活を終えました。彼の野球キャリアは、様々なチームでの挑戦と成功を伴ったものでしたが、特に日本での経験は彼の人生において重要な転機となりました。

2008年にはがんと診断され、以降長い闘病生活を送ることとなります。そして2020年11月5日、彼は58歳でこの世を去りました。

成績と記録

パリデスのNPBでの初出場は1992年7月24日、対読売ジャイアンツ戦で、二塁手として4打数2安打を記録しました。また、彼の初本塁打は同年8月1日の中日ドラゴンズ戦で、8回表に上原晃からの2ランホームランを放ちました。

彼はさまざまな背番号を背負いましたが、主に5、18、34、42番を使用しました。彼の記録や功績は、メジャーリーグや日本プロ野球の資料でも確認できます。

まとめ

ジョニー・アルフォンソ・パリデス・イサンベルトは、野球選手として多くの業績を残し、特に日本のプロ野球においてもその存在感を示しました。それでも彼の人生の最期は、闘病という厳しい試練を伴うものでした。今も多くのファンによって彼の記憶が語り継がれています。

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