ジョン・シュナイダー (野球)

ジョン・P・シュナイダー（John P. Schneider）は、1980年2月14日にアメリカ合衆国ニュージャージー州マーサー郡プリンストンで生まれました。現在は、MLBのトロント・ブルージェイズで監督を務めています。現役時代は捕手としてプレーしていました。右投右打です。

経歴

シュナイダーは、2001年のMLBドラフトでデトロイト・タイガースから24巡目（全体717位）で指名を受けましたが、この時は契約しませんでした。翌2002年のMLBドラフトで、トロント・ブルージェイズから13巡目（全体386位）で指名され、プロ入りを果たしました。2007年までブルージェイズ傘下のマイナーリーグでプレーしましたが、メジャーリーグへの昇格は実現しませんでした。

現役引退後、シュナイダーは指導者の道へ進みます。2009年から2018年まで（2012年を除く）、ブルージェイズ傘下のマイナーリーグで監督を務め、若手選手の育成に尽力しました。2019年からはブルージェイズのコーチとして、捕手陣の指導を担当しました。2022年にはベンチコーチに配置転換され、同年7月13日にチャーリー・モントーヨ監督が解任されると、監督代行に就任しました。

監督代行として指揮を執ったシュナイダーは、74試合で46勝28敗、勝率.622という好成績を収めました。これは、それまでの88試合での46勝42敗、勝率.517を大きく上回るものでした。シュナイダーの采配により、チームはワイルドカードでポストシーズンに進出を果たしました。レギュラーシーズン終了後の10月21日、シュナイダーは正式に監督として、2023年シーズンからの3年契約を結ぶことが発表されました。

詳細情報

背番号：
17（2019年 - 2020年）
21（2021年）
14（2022年 - ）

シュナイダーは、選手としてのメジャー経験はありませんが、マイナーリーグでの豊富な指導経験と、監督代行としての手腕が評価され、ブルージェイズの監督に就任しました。若手選手の育成に定評があり、チームの将来を担う人材の育成に期待が寄せられています。また、選手とのコミュニケーションを重視する姿勢も、チームをまとめる上で重要な要素となっています。

シュナイダー監督の下、ブルージェイズがどのような戦いを見せるのか、今後の活躍が注目されます。

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