スカイワードあさひ

スカイワードあさひ

スカイワードあさひは、愛知県尾張旭市にある多目的公共施設で、1992年4月5日に市制施行20周年を記念して城山公園の一角に開館しました。この施設は、展望室、天体観測室、民俗資料展示室、ホール、ギャラリーなど、多様な機能を備えており、市民の文化活動や交流の場として親しまれています。

施設概要

展望室（9F）: 地上約55メートル（標高約131メートル）に位置し、360度のパノラマが楽しめます。天候条件が良ければ、猿投山、東谷山、御嶽山、御在所岳、恵那山、さらには名古屋市の高層ビル群まで見渡すことができます。夜間も開館しており、夜景を楽しむことも可能です。収容人数は60名です。
天体観測室（8F）: 電動天体ドームを備え、口径50cmの反射望遠鏡や太陽望遠鏡が設置されています。定期的に観望会が開催され、天体観測を気軽に楽しめます。ただし、ドームの構造上、北西の空は観測できません。
太陽観望会: 毎週火・土・日・祝日の10時～12時、13時～15時に開催。
夜間公開: 第1～4日曜日の日没後1時間経過後から約1時間。
いずれも参加費・申し込み不要。
レストランとレセプションルーム（7F）: 食事や会合に利用できるレストランとレセプションルームがあります。
貸ホール（6・5F）: 「ひまわりホールA・B」と「くすのきホールA・B」があり、会議や講演会などに利用できます。各ホール定員84名。
ギャラリーあさひ（4F）: 絵画などの展覧会に利用できる貸ギャラリーです。
民俗展示フロア（3F）: 市内の遺跡からの出土品や、かつての祭で使われた装束などを展示しています。
市民情報フロア（2F）: 玄関、受付、図書コーナーなどがあり、休憩スペースとしても利用できます。
ふれあいホール（1F）: 120名を収容できるホールがあります。
別棟: 本館南側にあり、2つの展示室と1つの会議室、屋外イベント用のステージがあります。

歴史

スカイワードあさひは、開館当初、市役所の出張所が併設されており、住民票の交付や市税の納付受付も行なっていました。しかし、2009年3月にこの出張所は廃止されました。2019年6月2日には、第70回全国植樹祭に際し、今上天皇・皇后が会食のため当施設を利用されました。

利用案内

開館時間: 9:00～22:00 (民俗歴史フロアと市民情報フロアは17:00まで)
休館日: 年末年始、その他臨時休館あり

アクセス

名鉄瀬戸線「尾張旭駅」から徒歩約15分。
愛知県道61号名古屋瀬戸線（瀬戸街道）の城前交差点を北進し、城山公園内。

その他

スカイワードあさひは、市民にとって憩いの場であり、文化・学習活動の拠点として、重要な役割を果たしています。また、夜景スポットとしても人気があり、多くの人々が訪れています。

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