スキヤキ!!ロンドンブーツ大作戦
『スキヤキ!!ロンドンブーツ大作戦』は、
1998年から
2001年まで
テレビ東京系列で放送されていた
バラエティ番組で、
ロンドンブーツ1号2号の
冠番組の一つです。全150回にわたり、毎週火曜日の22時から22時54分まで放送されていました。この番組は、
テレビ東京と
吉本興業の共同制作で、一部のコーナーや内容が多様性に富んだものとなっていました。
番組の概要
番組の初期は
田村淳と田村亮がロケに出て様々なテーマに挑戦するスタイルでしたが、次第に彼らの得意とする素人や新人への弄りが中心になりました。特に、
石田純一がゲスト出演することが多く、その存在感も番組の特徴の一部となっていました。スポンサーは最初はBARZHOUSEが主でしたが、後に
エイベックスがメインスポンサーになり、
エイベックス所属アーティストの楽曲がオープニングやエンディングに起用されるようになりました。
また、この番組を通じてアイドルユニットのキーヤキッスが誕生し、彼らの活躍も番組の一環として紹介されることが多かったです。特に
エイベックス主催のオーディション「avex dream 2000」に関する情報が多く取り上げられ、新しい才能が発掘される場ともなっていました。
主要コーナー紹介
ヤミスキ
このコーナーは、番組のメイン企画であり、女性たちが「本当は注意したいこと」や「不満に思っていること」を告白し合う場でした。しかし実際にはロンブーやゲストの刺激によって暴露合戦が繰り広げられる、少々過激な内容が特徴でした。毎回5人の女性タレントが登場し、彼女たちの間で行われる無記名投票によって、多数票を得た人物が強制的に手を挙げさせられるなど、緊張感のある展開が視聴者を惹きつけました。また、特別編として知名度のある女性タレントによる回や、男性版ヤミスキも行われました。
スーパーナルフェスタ
このコーナーは、知力を競う男性たちの対抗戦で、参加者が問題に正解するたびに服を脱ぐというルールがありました。最後まで残った一名がグアム旅行を賭けた運命の選択に挑戦するという流れが、視聴者にとっての楽しみの一つでした。
その他のコーナー
番組には他にも様々なコーナーがありました。例えば、ゲストの関係者がその素顔を暴露する「BACK-CHICK 身内の告白」や、一般の人々から見たゲストタレントの印象を問う「スター自分積分」、さらには意外な人物を選ばないようにする「スキヤキ危機一発」というゲームなど、多岐にわたる企画がありました。
まとめ
このように、『スキヤキ!!ロンドンブーツ大作戦』は多彩なコーナーとユニークなゲストによって、視聴者に愛される番組となりました。それは単なる
バラエティ番組にとどまらず、新しい才能の発見や、エンターテインメントの枠を広げる一助ともなったのです。放送終了後も、その影響を受けた多くの番組やアーティストが登場するなど、
バラエティ番組の歴史に名を刻みました。