ミュージカル『スクルージ』は、
チャールズ・ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』を原作とする1970年の
ミュージカル映画『クリスマス・キャロル』(原題:Scrooge、
アルバート・フィニー主演)を基に、
1992年に初演された舞台作品です。映画版と同様に、レスリー・ブリカッスが脚本・作詞・作曲を担当しています。
概要
物語は原作に忠実で、クリスマスイブの夜、街で嫌われている守銭奴のエベネーザ・スクルージが、かつての仕事仲間の亡霊と、過去・現在・未来を司る3人の
精霊と出会うことから展開します。彼らの導きにより、スクルージは自身の過ちを認識し、心を入れ替え、人生に希望を見出していくというストーリーです。
映画版では、ブリカッスが
アカデミー作曲賞にノミネートされました。映画版で使われた“Thank You Very Much”、“Sing a Christmas Carol”、“The Beautiful Day”など、数々の名曲が舞台版にも引き継がれています。
日本での上演
日本では、『
ミュージカル「スクルージ - クリスマス・キャロル -」』というタイトルで上演されています。1994年の初演から1999年までは
劇団ひまわりが制作を担当し、2013年からは
ホリプロが制作を引き継いでいます。
特筆すべきは、スクルージ役を
市村正親が初演から長年演じ続けていることです(1995年の再演時を除く)。この作品は、市村にとってライフワークともいえる特別な存在となっています。
公演記録
(詳細な公演記録は割愛します)
外部リンク
ミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』 - ホリプロ オンラインチケット
2019年公演紹介
2022年公演紹介
ミュージカル『スクルージ』公式 (@musical_scrooge) - X(旧Twitter)
*
ミュージカル「スクルージ-クリスマス・キャロル-」 -
劇団ひまわり