スティーブ・ジョンソン (野球)

スティーブン・デビッド・ジョンソン：メジャーリーグでの軌跡と引退

スティーブン・デビッド・ジョンソンは、1987年8月31日、アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモアに生まれました。右投げ右打ちの投手として、メジャーリーグでプレーした経歴を持ちます。彼の父、デーブ・ジョンソンも元プロ野球選手で、オリオールズなど5球団で活躍した経験があります。まさに野球一家と言えるでしょう。

プロ入りからドジャース傘下時代

2005年、ロサンゼルス・ドジャースからMLBドラフト13巡目で指名を受け、プロ野球の世界へ足を踏み入れました。ドジャース傘下で経験を積み重ね、メジャーリーグ昇格を目指しました。

オリオールズ時代：メジャーデビューと苦闘

2009年7月31日、ジョージ・シェリルとのトレードでボルチモア・オリオールズへ移籍。このトレードには、もう一人の選手も含まれていました。移籍後、ルール・ファイブ・ドラフトでサンフランシスコ・ジャイアンツに指名されるも、オリオールズに復帰。

2012年7月15日、念願のメジャーデビューを果たしました。先発とリリーフの両方を経験し、8月以降は4勝を挙げ、防御率2.11と好調を維持しました。しかし、地区シリーズ以降はアクティブ・ロースターから外れ、悔しい思いも経験しました。

2014年はメジャーでの登板はなく、傘下のAAA級ノーフォーク・タイズへ降格。2015年にはセプテンバー・コールアップでメジャーに復帰しましたが、6試合の登板で防御率10.13と結果を残すことができず、シーズン終了後、ノンテンダーFAとなりました。

マリナーズ時代：新たな挑戦とDFA

2016年、テキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加しましたが、放出されました。その後、シアトル・マリナーズとマイナー契約を結び、5月3日にメジャー昇格を果たしました。しかし、6月17日にDFA（指定打者）となり、AAA級タコマ・レイニアーズへ降格。同年10月15日にはFAとなりました。

オリオールズとホワイトソックス傘下時代：現役生活の終焉

2017年4月6日、古巣のオリオールズとマイナー契約を結び、AAA級ノーフォークへ配属されました。同年8月9日には、金銭トレードでシカゴ・ホワイトソックスへ移籍し、傘下のAAA級シャーロット・ナイツでプレーしました。そして、2018年12月31日、現役を引退しました。

まとめ

スティーブン・デビッド・ジョンソンは、メジャーリーグで成功と苦闘を経験した投手でした。父であるデーブ・ジョンソンも元プロ野球選手であったことから、野球一家で育った環境が彼の野球人生に大きな影響を与えたことは想像に難くありません。メジャーリーグでの華々しい活躍こそ少ないものの、持ち前の才能と努力で、幾多の困難を乗り越え、プロ野球選手としての道を歩みきった彼の野球人生は、多くの野球ファンに感動と勇気を与えてくれるでしょう。彼の今後の活躍にも注目が集まります。

詳細情報

年度別投手成績
背番号：52（2012年 - 2013年、2015年 - 2016年）
選手の通算成績と情報：MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Steve Johnson (@SJohnson831) - X（旧Twitter）

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