ステキにごはん 〜料理はか・し・こ・く〜
『ステキにごはん 〜料理はか・し・こ・く〜』は、2000年10月2日から2002年9月30日まで日本テレビで放送されていた料理・
グルメ番組です。この番組は、放送時間が平日毎日15:50から16:00までという短い枠ではありましたが、視聴者にとって実用的で楽しい料理の世界を提供しました。
番組の概要
月曜から木曜までは、出演者たちが毎日異なる一品の料理を作る様子を放送し、プロの料理人が手掛けるVTRを参考にしながら料理の技を学んでいきます。金曜日には料理の実演は行わず、代わりに
関東地方のグルメ情報を紹介する「グルメなお出かけ」というコーナーが設けられ、視聴者に新たな外食スポットや地元の美味しい食材を提案しました。
メインの進行役は、日本テレビの女性アナウンサーたちが務め、毎週異なるゲストが登場する形式でした。このスタイルにより、毎週新たな視点で料理や食の楽しさが伝えられ、多くの視聴者に親しまれていました。
番組は、東京電力の一社提供で放送されており、特に電磁調理器を使用しての調理が特徴的でした。ゲストや料理専門家を訪れた際も、この電磁調理器が使用され、視聴者は新しい調理器具の使い方を学ぶ機会を得ることができました。また、鹿児島読売テレビでも放送されましたが、その際のスポンサーは異なりました。
出演者の紹介
最初の司会は二人のアナウンサー、
笛吹雅子と
魚住りえが努めており、2002年に笛吹は報道局へ異動したにも関わらず、引き続き番組に関わっていました。次期司会を務めた
松本志のぶと阿部哲子は、番組の最後の半年を盛り上げていました。
料理人としては、様々な著名シェフが登場し、脇屋友嗣(「トゥーランドット」総料理長)、松下利市(「松下」主人)、山本豊(「竹櫨山房」主人)、笹岡隆次(「笹岡」主人)、大渕康文(「ラ・ヴィーナス」オーナーシェフ)、植竹隆政(「カノビアーノ」オーナーシェフ)といった有名料理人たちが技を披露しました。
スタッフとテーマ曲
番組の成功には多くのスタッフの努力があり、構成を山根真吾が務め、ディレクターや演出、プロデューサーなど多彩なメンバーが協力していました。また、2002年度上半期のテーマソング「Happy Clappy」(
Baby Boo)は、番組の雰囲気を一層引き立てるものでした。
関連資料
さらに、『ステキにごはん プロの技をキッチンにプロの味を食卓に』という書籍も刊行され、番組の魅力を家庭でも体験できる内容となっていました。料理やグルメに興味のある方々にとって、見逃せない番組だった『ステキにごはん』。料理を愛する全ての人に向けて、新たなアイデアや楽しみを届けていました。