ストラヒニャ・エラコヴィッチ:鉄壁DFの軌跡
ストラヒニャ・エラコヴィッチ(Strahinja Eraković)は、
2001年1月22日生まれの
セルビア人サッカー選手。屈強なフィジカルと冷静な判断力を武器に、ディフェンダーとして国内外で活躍しています。
プロ入り前
9歳で名門
レッドスター・ベオグラードの下部組織に入団。早くから才能を発揮し、着実にステップアップを重ねます。2019-20シーズンには、リザーブチームである
RFKグラフィチャルへレンタル移籍し、実戦経験を積みました。
2020-21シーズン、満を持して
レッドスター・ベオグラードのトップチームへ昇格。2020年8月1日の
FKノヴィ・パザル戦でトップチームデビューを飾ります。
セルビア・スーペルリーガを中心にコンスタントに出場機会を得て、徐々にチームに不可欠な存在へと成長しました。
2022-23シーズンには、リーグ戦33試合に出場し、レッドスターのリーグ6連覇に大きく貢献。その活躍が認められ、自身もベストイレブンと最優秀若手選手に選出されるという栄誉に輝きました。
2023年7月23日、ロシアの強豪
FCゼニト・サンクトペテルブルクへ完全移籍。1年延長オプション付きの4年契約を結び、新たな挑戦をスタートさせました。
各年代別の代表を経験後、2022年6月2日の
UEFAネーションズリーグ2022-23・リーグB・グループ4、ノルウェー戦で
セルビア代表デビューを果たしました。同年開催された
2022 FIFAワールドカップでは、本大会のメンバー26人に選出。出場機会こそなかったものの、世界最高峰の舞台を経験しました。
2023年6月16日の国際親善試合、ヨルダン戦では代表初ゴールを記録。今後の更なる活躍が期待されています。
代表歴
2022 FIFAワールドカップ
代表試合数
国際Aマッチ 6試合 1得点(2022年-)
プレースタイル
恵まれた体格を生かした対人の強さが持ち味。空中戦の強さも兼ね備え、相手FWを徹底的にマークします。また、冷静な判断力でピンチの芽を摘み取る能力にも長けており、最終ラインに安定感をもたらします。
今後の活躍
FCゼニト・サンクトペテルブルクでの活躍はもちろんのこと、
セルビア代表の中心選手としての活躍も期待されています。強豪クラブで揉まれ、更なる成長を遂げるであろう彼の今後の活躍から目が離せません。