ストリートファイターIII

ストリートファイターIIIシリーズ

概要

『ストリートファイターIII』シリーズは、カプコンが開発した2D対戦型格闘ゲームで、1997年にアーケードゲームとして第1作目がリリースされました。このシリーズは、前作『ストリートファイターII』からの正統な続編として位置付けられ、多くの新しい要素を導入しています。

発売と作品の流れ

シリーズは以下の3作が主要なリリースとなっています。
1. ストリートファイターIII -NEW GENERATION-（1997年2月）
記念すべき第1作で、アレックスを主人公とし、新キャラクターが大胆に追加されました。

2. ストリートファイターIII 2nd IMPACT -GIANT ATTACK-（1997年10月）
新キャラクターとシステムの改良が加わり、さらなる要素が盛り込まれました。

3. ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight for the Future-（1999年5月）
シリーズの集大成として、多くの新キャラクターとシステムが新たに追加され、評価も高まりました。

ゲームシステム

このシリーズでは新しいシステムがたくさん導入されました。その中でも特筆すべきは「ブロッキングシステム」で、相手の攻撃を受け止める動きが可能となりました。これにより、プレイヤーは攻防をより自由に操ることができ、ゲームプレイの深さが増しました。さらに、「スーパーアーツ」や「EX必殺技」といった新要素も追加され、戦術の幅が広がっています。

キャラクターとその魅力

シリーズの魅力のひとつは、個性的なキャラクターにあります。アレックス、リュウ、ケンなど、各キャラクターはそれぞれ異なるバックストーリーや技を持っています。特に『3rd STRIKE』では復活した春麗や新キャラクターのまこと、トゥエルヴなど、多彩なキャラクターがプレイヤーの選択肢を広げました。

継続した人気と評価

『ストリートファイターIII』は稼働当初は賛否が分かれましたが、シリーズを重ねるごとにプレイヤーの支持を集めていきました。特に『3rd STRIKE』は、対戦格闘ゲームとしての完成度が非常に高く、今もなお大会や配信でプレイされることが多いです。そのため、年を経ても根強い人気を誇ります。

音楽とビジュアル

シリーズ全体を通して、グラフィックや音楽にもこだわりが感じられます。特に背景グラフィックはキャラクターや国のイメージを反映したアートワークが多く、ゲームに奥行きを与えています。音楽もジャズやヒップホップなど多様なジャンルを取り入れ、独自の雰囲気を作り出しています。

結論

『ストリートファイターIII』シリーズは、その革新的なシステムや魅力的なキャラクター、深い戦略性によって、対戦型格闘ゲームの金字塔となりました。現在も多くのファンを持つシリーズであり、今後の展開にも期待が寄せられています。

もう一度検索