スナッパーズ

スナッパーズは、1996年に広島県出身の4人によって結成されたロックバンドです。メンバーは、吉田直生（ボーカル・ギター）、石部道生（ベース）、藤崎高寛（ドラム）、柘植浩文（キーボード）の4人で構成されています。

2000年にセーニャ・アンド・カンパニーからデビューを果たし、その音楽性は多くのファンを魅了しました。しかし、2003年に惜しまれつつも活動を停止。その後、各メンバーはそれぞれの道を歩み始めました。

活動停止後、ボーカル・ギターの吉田直生は、Swinging Popsicleの平田博信と共にAuroranoteを結成し、2007年9月まで活動しました。ベースの石部道生とドラムの藤崎高寛は、スロウ・ボートというバンドを結成し、2005年まで活動しました。キーボードの柘植浩文は、他のメンバーのようなバンド活動は確認されていません。

スナッパーズのディスコグラフィは、カセット、シングル、アルバム、ビデオ、参加作品、その他と多岐に渡ります。カセットとしては、「赤い花」（1998年11月11日）と「シーズン」（1999年2月25日）がリリースされています。

ビデオ作品としては、「おっと FOR SALE」（1997年3月11日）と「answer～SNAPPERS BOOT MOVIE～」（1999年10月8日）がリリースされています。特に「answer～SNAPPERS BOOT MOVIE～」は、スナッパーズの活動を記録した貴重な映像作品と言えるでしょう。

その他としては、2001年7月から12月にかけて行われた自主企画マンスリーライブ「PLAY INNER CIRCUIT」で、来場者に無料配布された2曲入りCDが挙げられます。毎月異なる楽曲が配布され、12月のライブではPV5曲を収録したビデオも配布されました。この企画では、アメリカヤング／ロードランナー、バルジ／スペアミント、マーチ／number eight、back packer／ウインドブレーカー、冬の手紙／シーズン・ピクチャーという楽曲が配布されました。

また、ミュージックビデオも制作されており、スナッパーズの楽曲を視覚的にも楽しむことができます。

スナッパーズは、ライブ活動も積極的に行っており、1999年7月18日には「スーパースターも夢じゃない!!」、2000年8月11日には「ロックロックこんにちは! Ver.4.00 Hyper」といったイベントにも参加しています。

スナッパーズは、音楽業界に多くの足跡を残しました。彼らの音楽は、現在でも多くのファンに愛され続けています。また、彼らの活動は、他のアーティストにも影響を与えました。例えば、寺岡呼人、ゆず、Swinging Popsicle、BSヤングバトルといったアーティストや番組と関連性があります。

特に、メンバーの吉田直生が後に活動したSwinging Popsicleは、スナッパーズとは異なる音楽性を持っていますが、その活動を通じて、スナッパーズの音楽を再評価する動きもありました。

2014年4月27日には、下北沢ガレージで一夜限りの復活ライブを行い、多くのファンを感動させました。このライブは、スナッパーズが再び集結した貴重な機会であり、彼らの音楽が今もなお、多くの人々を魅了していることを証明しました。スナッパーズの音楽は、これからも多くの人々に聴き継がれていくことでしょう。

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