スモーキー永田

スモーキー永田

スモーキー永田（本名：永田 和彦、1963年2月24日 - ）は、日本の自動車整備士であり、チューニングショップ「トップシークレット」の経営者として知られています。北海道野付郡別海町出身。

経歴

幼少の頃からオートバイや四輪車の改造に熱中し、自動車ディーラーを解雇後、「トラスト」を経て「トップシークレット」を設立。数々の大パワー車両を手掛け、RB26エンジン搭載車は400基を超える実績を誇ります。一方で、NAエンジンにもこだわりを持ち、三菱・ギャランGTOにNA化された4G63エンジンを搭載した車両も製作。特にVQ37VHRエンジンを好み、海外ユーザーからの依頼でフェアレディZ Z34をフルチューンしたこともあります。

2003年には、『Option』誌の企画でスカイラインセダン V35をベースに、VK45エンジン換装、ツインターボ化、トランスアクスル化を施した『V35 GT-R』を製作。ドイツのアウトバーンで最高速アタックを行い、341km/hを記録しました。

2007年には、80スープラをベースにセンチュリー用V12エンジン（1GZ-FE）を搭載した『TS8012V・nardo（V12スープラ）』を製作。ナルド・サーキットで最高速に挑戦し、358km/hを記録しました。

2013年には、R35 GT-Rで再びナルドに挑戦し、377km/hを達成しています。

人物

料金所でのバーンアウトや最高速トライアル前のパフォーマンスから「スモーキー」の異名を持ちます。東京湾アクアライン開通時にも同様の行為を行っています。

過去にはスピード違反で数回逮捕されており、1998年にはイギリスで317km/hの速度違反により逮捕。この事件は海外メディアにも報道され、10年間のイギリス入国禁止処分などを受けました。しかし、この事件がきっかけで、ストリートレーサーからは英雄視されるようになり、本人はこの件を誇りに思っていると語っています。

1997年12月18日には、東京湾アクアライン開通式でスープラによるバーンアウトと0-300km/h計測を行っています。

世界的に有名なチューナーであり、特に欧米ではJDMのレジェンドとして高く評価されています。

脚注

スモーキー永田の型破りなチューニング哲学とパフォーマンスは、多くの自動車ファンを魅了し続けています。
逮捕歴や過激なパフォーマンスは賛否両論ありますが、そのカリスマ性は衰えることを知りません。

外部リンク

スモーキー永田のブログ Ameba
株式会社トップシークレット
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