スーパーモンキーボール2

スーパーモンキーボール2

『スーパーモンキーボール2』は、2002年11月21日にセガより発売されたニンテンドーゲームキューブ専用のアクションゲームです。前作『スーパーモンキーボール』の続編として、ゲームシステムはそのままに、新たな要素が多数追加されました。

ゲーム概要

基本的な操作方法やルールは前作を踏襲しており、プレイヤーは球体に入った猿（キャラクター）を操作して、ステージ上のゴールを目指します。本作では、新しく「ストーリーモード」が追加されたことが大きな特徴です。

ストーリーモード

ストーリーモードは、各10ステージで構成された10個のワールドを、ストーリーに沿ってクリアしていくモードです。ゲームオーバーの概念がなく、何度ミスをしてもその場ですぐにやり直せるため、初心者でも気軽に楽しめます。

チャレンジモード

前作の「ノーマルモード」は、本作では「チャレンジモード」として用意されています。ステージの背景は異なりますが、基本的にはストーリーモードのステージと同じ構成となっています。ただし、チャレンジモード専用のボーナスステージやエクストラステージも存在します。

前作からの変更点

ストーリーモードの追加: 新たにストーリーモードが追加され、より深くゲームを楽しめるようになりました。
対戦モードの廃止: メインゲームにおける対戦モードは廃止されました。
難易度の名称変更: 難易度の名称が「初級」「中級」「上級」から、それぞれ「やさしい」「ふつう」「むずかしい」に変更されました。
エクストラステージ突入条件の変更: エクストラステージへの突入条件が、全ての通常ステージをノーコンティニューでクリアすることになりました。
マスターステージの独立: 前作のマスターステージは、「むずかしい」から独立した「たつじん」というレベルになりました。たつじん専用のエクストラステージも用意されています。
ステージ名の導入: 各ステージに名前が割り振られました。
スタート地点の変更: ある一部のステージを除き、ステージは板のような仕掛けのない平らな足場からスタートするようになりました。
ワープ数の固定: 緑ゴール、赤ゴールのワープ数が固定になりました。
ワープゴールの登場: ワープゴールがエクストラステージやマスターステージにも登場するようになりました。
バンパーの減少: バンパーが登場するステージが大幅に減りました。
新しい仕掛けの追加: 新しい仕掛けとして、スイッチとワープゲートが登場しました。
スイッチ: ステージの動く仕掛けを操作できます。「巻き戻し」「逆再生」「停止」「再生」「早送り」の5種類が存在します。
ワープゲート: 鏡のような面から入ると、もう一方から出てきます。出てきた場所に戻ることも可能です。
ボーナスステージの変更: 全てのボーナスステージにゴールが存在するようになりました。また、バナナを全て取ってもそれだけではステージが終了しなくなりました。
BGMの変更: 残り時間が10秒を切ると、BGMが専用のものに切り替わるようになりました。
効果音の変更: ステージから勝手に効果音が鳴ることがなくなりました。
クリア率の表示: れんしゅうモードにて、それぞれのステージのクリア率が表示されるようになりました。

新しいキャラクター

マッドヒヒ博士: タイムマシンで未来からやってきた、悪の天才科学者。ミーミーを自分の妻にしようと企んでいます。
助手: マッドヒヒ博士の助手。詳しいプロフィールは不明です。
コソどろロボット: マッドヒヒ博士が作った量産型ロボット。アイアイの評判を落とすために作られました。

外部リンク

スーパーモンキーボール2公式サイト - ウェイバックマシン（2019年1月6日アーカイブ分）
たべごろ！スーパーモンキーボール 1＆2リメイク - セガ
Monkey Ball Official／モンキーボール公式 (@SMB_JP) - X（旧Twitter）
スーパーモンキーボール - YouTubeチャンネル

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