ズイコー

ズイコー(Zuiko)レンズ：オリンパスが誇るレンズブランド

ズイコーは、OMデジタルソリューションズ（旧オリンパス）が展開する写真レンズのブランドです。その名は、吉兆を表す光、「瑞光」に由来します。

歴史

オリンパスは、顕微鏡製造で培った高度な技術を応用し、1934年からカメラレンズの研究を開始しました。そして2年後の1936年、ついにレンズを完成させ、「ズイコー（瑞光）」と命名しました。このレンズを搭載したカメラとして、セミオリンパスやオリンパスシックス、二眼レフカメラのオリンパスフレックスなどが発売され、ズイコーブランドの基礎が築かれました。

その後、ズイコーレンズは、オリンパス・ペンやオリンパス・ペンF、オリンパスOMシステムといった、当時革新的だったカメラシステムにも採用され、その高性能ぶりで多くの写真家を魅了しました。

また、1969年には、オリンパスが開発・規格化したマイクロカセットテープレコーダーの初号機として「ズイコーパールコーダー」が発売されました。ただし、マイクロカセットのズイコーブランドはこの初号機のみで、以降の製品は「パールコーダー」として展開されています。

ズイコーデジタルの登場

2003年以降は、デジタルカメラ用のレンズ群として「ズイコーデジタル」が展開されています。デジタル一眼レフカメラ用の「ZUIKO DIGITAL」と、ミラーレス一眼カメラ用の「M.ZUIKO DIGITAL」が主なラインナップです。さらに、レンズ一体型のコンパクトデジタルカメラ用として、「i.ZUIKO DIGITAL」レンズがXZ-1に搭載されました。

製品ラインナップ

ZUIKO DIGITAL: デジタル一眼レフカメラ用
M.ZUIKO DIGITAL: ミラーレス一眼カメラ用
i.ZUIKO DIGITAL: コンパクトデジタルカメラ用

関連情報

写真レンズ
* オリンパスの歩み

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