ズボンドズボン

ズボンドズボン (zboned zubon)

ズボンドズボンは、日本の男女ツインボーカルバンド。2000年3月からインディーズで活動を開始し、2014年に一度解散。しかし、2024年に活動を再開し、再び注目を集めています。

バンドの概要

2000年代初頭から、そのユニークな音楽性とMCで、「束縛し合わないカップル風インチキポップスバンド」「KING OFカリスマインチキポップスバンド」などと自称していました。親しみやすいメロディーと、どこか懐かしい雰囲気の楽曲が特徴です。

リーダーでありボーカルの土屋礼央は、RAG FAIRのメンバーとしても知られています。ボーカルのjunkoは「メイトリアーク」、ドラムの菅田直人は「Quiet Village」に所属するなど、メンバーそれぞれが多方面で活躍しています。

土屋以外のメンバーはメジャーでの活動経験は少ないものの、その幅広い交友関係から、多くのスタッフやサポートメンバーが関わっています。2014年時点での正式メンバーは3人ですが、ライブではベースとキーボードのサポートを加え、6人編成で演奏することが基本です。

バンドは、観客を含めて「チームズボンドズボン」と呼称し、一体感のあるライブパフォーマンスを繰り広げていました。

沿革

バンドのルーツは亜細亜大学のサークルにあり、前身バンドは「ブコビッチ」でした。ズボンドズボンへの改名時には、土屋の「フランス語のように聞こえなくもない」という提案が採用されたというエピソードがあります。

2001年5月から2002年3月にかけては、スカイパーフェクTV 「スターカラオケCH267」でレギュラー番組を持ち、ニューカマーズライブのホストバンドを務めました。

2002年3月からは「ズボンドズボン20ヵ年計画」を掲げ、一時活動を休止しましたが、同年10月4日に活動を再開。活動休止期間中、土屋はRAG FAIR、他のメンバーはzboned 2 highとして活動していました。

結成当初からのメンバーは2008年時点で土屋と齋藤のみでしたが、2008年5月以降は齋藤が活動を休止したため、創設メンバーは土屋一人となりました。

RAG FAIRでの活動が多忙な時期や、ベースの鈴木渉が参加できない時期には、「zboned 2 high」や、楽器陣によるインストバンド「ズボンドズボンズ」といった派生ユニットも存在しました。

RAG FAIRの活動が活発な時期はズボンドズボンの露出が減少し、逆にズボンドズボンの活動が活発なときはRAG FAIRの動きが少ない傾向にありました。

活動期間中には、3枚のミニアルバム、2枚のフルアルバム、1枚のシングル、2枚のDVDをリリース。2001年には自主制作アルバム「ズボンドズボン」を発表しています。

2011年春の「花粉症ツアー」をもって活動を休止し、2014年に解散を発表。解散前には全国5都市ツアーを実施しました。

そして2024年、待望の再結成を発表。公式サイトと公式SNSアカウントを開設し、ライブの開催と楽曲のサブスク配信開始を告知しました。

メンバー

土屋礼央 (1976年9月1日生): ボーカル・コーラス・時折キーボード or ギター
junko（黒崎純子） (1979年11月20日生): ボーカル・コーラス
菅田直人 (1979年2月25日生): ドラム・コーラス・合いの手、通称 がっちゃん

サポートメンバー

ベース: TABOKUN（遠藤龍弘)
ギター: 三沢崇篤
キーボード: 菱山正太、滝沢スミレ、さかいゆう、織原洋子、今井隼

過去には、notch（パーカッション）、JOYbe's（コーラス）、チョモランマホーンズ（ホーン隊）などもサポートメンバーとして参加していました。

ディスコグラフィ

シングル
アルバム
* DVD

もう一度検索