セツナセイ

セツナセイは、日本のライトノベル作家であり、代表作は『魔王討伐すら出来る俺、異世界最強の賭博師になる』です。彼の執筆活動の背景には、意外にも国語の作文が好きだったという原点があります。周囲が苦手とする作文に魅力を感じていたことが、文章を扱う仕事への憧れへと繋がったと語っています。


執筆のきっかけとデビュー

セツナセイが本格的に執筆活動を始める前、10代の頃に一度だけ短編作品を応募した経験があります。しかし、その際は残念ながら落選という結果に終わりました。その後、彼は第23回スニーカー大賞《春》に作品「煉獄のパルプ○テ」を応募し、見事特別賞を受賞しました。この受賞が、彼の作家としての道を切り開く大きな転機となります。受賞作は後に『魔王討伐すら出来る俺、異世界最強の賭博師になる』と改題され、2018年に角川スニーカー文庫からデビューを果たしました。


ペンネームの由来

セツナセイという独特なペンネームは、彼自身が気に入っている言葉と、10年後に振り返っても恥ずかしくない、ある種の中二病的な響きを持つ言葉を組み合わせたものだと明かしています。ペンネームには、作家としての個性を表現したいという思いが込められているのかもしれません。


作品の特徴

『魔王討伐すら出来る俺、異世界最強の賭博師になる』は、異世界を舞台に、主人公が賭博の才能を活かして様々な困難に立ち向かう物語です。ギャンブルという要素をファンタジー世界に持ち込むことで、従来の異世界ファンタジーとは一線を画した、ユニークな作品世界を構築しています。ライトノベルとしてのエンターテイメント性を保ちながら、賭博の持つスリルや心理的な駆け引きを巧みに描写しており、読者を引き込む魅力があります。


作品一覧

『魔王討伐すら出来る俺、異世界最強の賭博師になる』（イラスト: mmu、2018年12月1日、角川スニーカー文庫〈KADOKAWA〉、ISBN 9784041078358）


外部リンク

セツナセイ (@setsunasei01) - X（旧Twitter）
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