セニー・ディエン

セニー・ティモシー・ディエン（Seny Timothy Dieng, 1994年11月23日 - ）は、スイス・チューリッヒ出身のサッカー選手で、ポジションはゴールキーパー。現在はEFLチャンピオンシップ（イングランド2部リーグ）のミドルズブラに所属し、セネガル代表としても活躍しています。

クラブでのキャリア

ディエンは2010年、レッドスター・チューリッヒでプロとしてのキャリアをスタートさせました。その後、グラスホッパーズのセカンドチームを経て、2014年にプロ契約を結びました。2016年にはドイツのMSVデュースブルクへ移籍し、同年夏にはイングランドのクイーンズ・パーク・レンジャーズ（QPR）に加入しました。

QPRでは、出場機会を求めて複数のクラブへレンタル移籍を経験しました。2017年にはホワイトホーク、2018-19シーズンにはスティヴネイジとダンディーでプレー。2019年にはドンカスター・ローヴァーズへレンタル移籍し、経験を積みました。

2020年1月にQPRへ復帰すると、同年9月26日のミドルズブラ戦で念願のQPRデビューを果たしました。そして、2023年7月8日、ミドルズブラへ完全移籍し、4年契約を結びました。

代表でのキャリア

ディエンはスイスで生まれ育ちましたが、父親がセネガル人であるため、セネガル代表を選択しました。2014年5月にセネガル代表に初招集され、2021年3月には約7年ぶりに代表へ復帰。同月30日に行われたアフリカネイションズカップ2021予選のエスワティニ代表戦で、セネガル代表としてのデビューを飾りました。

2022年には、セネガル代表の一員としてFIFAワールドカップに出場。国際Aマッチ5試合に出場しています（2021年時点）。

タイトル

セネガル代表として、2021年のアフリカネイションズカップで優勝を経験しています。

プレースタイル

セニー・ディエンは、恵まれた体格と反射神経を活かしたセービングが持ち味です。また、積極的な飛び出しや正確なフィードも持ち合わせており、現代的なGKとしての能力も兼ね備えています。経験豊富な守護神として、ミドルズブラとセネガル代表での更なる活躍が期待されています。

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