セバスティアン・プリョードル

セバスティアン・プリョードル（Sebastian Prödl, 1987年6月21日 - ）は、オーストリア出身の元プロサッカー選手です。ポジションは主にセンターバックを務めていました。

クラブ経歴

プリョードルは15歳でSKシュトゥルム・グラーツの下部組織に入団し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。2006年にはトップチームに昇格し、オーストリア・ブンデスリーガでデビュー。すぐにレギュラーポジションを獲得し、その才能を開花させました。

2008年、プリョードルはドイツ・ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンへ移籍。ブレーメンでは、その恵まれた体格と安定した守備でチームに貢献しました。ブレーメンでは7シーズンに渡ってプレーし、ブンデスリーガの舞台で経験を積みました。

2015年6月1日、イングランド・プレミアリーグのワトフォードFCへ5年契約で移籍。ワトフォードでもディフェンスの要として活躍し、プレミアリーグでの地位確立に貢献しました。

2020年1月31日、ワトフォードFCとの契約を解除。同年2月4日、イタリア・セリエAのウディネーゼ・カルチョと2021年6月30日までの契約を締結しました。ウディネーゼでは、セリエAでの経験を積み、チームの守備を支えました。

2021年6月1日、プリョードルは現役引退を表明しました。

代表経歴

プリョードルはオーストリア代表としても長年にわたり活躍しました。2007 FIFA U-20ワールドカップでは、オーストリアU20代表のキャプテンを務め、チームを4位入賞に導きました。この大会では全試合に出場し、大会最優秀メンバーにも選出されるなど、その実力を世界に示しました。

A代表デビューは2007年5月のスコットランド戦。2008年3月26日のオランダとの親善試合では、代表初得点を含む2得点を挙げる活躍を見せました。オーストリア代表では、国際Aマッチ73試合に出場し、4得点を記録しました。

プレースタイル

恵まれた体格を生かした空中戦の強さと、的確なポジショニング、安定した守備が持ち味でした。リーダーシップにも優れ、所属チームや代表チームではキャプテンを務めることもありました。

タイトル

FIFA U-20ワールドカップ 4位 (2007)
UEFA U-19欧州選手権 3位 (2006)

外部リンク

Sebastian Prödl at werder.de
セバスティアン・プリョードル - National-Football-Teams.com
* Sebastian Prödl - fussballdaten.de

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