セバスティアン・ローデ

セバスティアン・ローデ（Sebastian Rode, 1990年10月11日 - ）は、ドイツ・ゼーハイム＝ユーゲンハイム出身の元サッカー選手です。主にミッドフィールダー（MF）として活躍しました。

クラブ経歴

ローデは2008年にキッカーズ・オッフェンバッハでプロとしてのキャリアをスタートさせました。2010年にはアイントラハト・フランクフルトへ移籍し、その才能を開花させます。2013年4月には、当時のフランクフルト会長エリベルト・ブルフハーゲン氏が、ローデがシーズン終了後、または翌シーズン終了後にバイエルン・ミュンヘンへ移籍することを公にしました。

そして2014年4月、正式にバイエルン・ミュンヘンへの移籍が発表されました。しかし、バイエルンでは思うように出場機会を得られず、定位置を確保するには至りませんでした。2016年6月7日、ボルシア・ドルトムントと4年契約を締結し、新たな挑戦を始めることになります。

2018年12月27日、ローデは古巣であるアイントラハト・フランクフルトへシーズン終了までのレンタル移籍で復帰を果たします。そして2019年7月27日、アイントラハト・フランクフルトと5年間の完全移籍契約を結び、再びフランクフルトの一員となりました。2021-22シーズンからはチームのキャプテンに就任し、精神的支柱としてもチームを牽引しました。同シーズンのUEFAヨーロッパリーグ決勝では、試合開始早々に頭部を負傷するアクシデントに見舞われましたが、延長戦の前までプレーを続け、チームの勝利に大きく貢献。フランクフルトは延長PK戦の末に勝利し、見事UEFAヨーロッパリーグのタイトルを獲得しました。

代表経歴

ローデは、ドイツ代表として各年代でプレーした経験を持っています。

人物

ローデは2010年にベンスハイムのゲーテ・ギムナジウムで大学入学資格を取得しています。

タイトル

バイエルン・ミュンヘン
ブンデスリーガ：2回 (2014-15, 2015-16)
DFBポカール： (2015-16)

ボルシア・ドルトムント
DFBポカール： (2016-17)

フランクフルト
UEFAヨーロッパリーグ：(2021-22)

セバスティアン・ローデは、その献身的なプレースタイルとリーダーシップで、所属したすべてのクラブで貢献した名選手として、記憶されるでしょう。

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