セント・ピーターズ・カレッジ (オークランド)

セント・ピーターズ・カレッジは、ニュージーランドのオークランド中心部に位置する男子中等学校で、国内最大規模のカトリック系学校として知られています。1939年にクリスチャンブラザーズによって設立され、長年にわたりその運営を担ってきました。2008年以降は、一般の教員によって学校運営が行われています。

学校の規模は大きく、在籍学生数は最大で1,200人に達します。学業面では、高学年の生徒に対してニュージーランドの国家資格であるNCEAと、国際的なケンブリッジインターナショナル試験 (CIE) の両方を提供しており、生徒は自身の進路や学習目標に合わせて選択できます。また、国際色豊かな環境も特徴の一つで、約70名の留学生が在籍しています。

教育理念として「慈愛と奉仕 (To Love and To Serve (Amare et Servire))」をモットーとして掲げており、生徒たちが他者への思いやりと奉仕の精神を育むことを重視しています。学校形態は、7年生から13年生までを対象としたインテグレーテッド・カトリック男子中等学校です。

学校の所在地はオークランドのエプソム地区、23 Mountain Rdに位置しており、校長はジェームズ・ベントレー氏が務めています。セント・ピーターズ・カレッジは、学問だけでなく、生徒の全人的な成長を促す教育を提供している学校として、地域社会に貢献しています。

著名な卒業生としては、実業家でヨットマンとしても知られるマイケル・フェイ卿や、ニュージーランドを代表する詩人のサム・ハントなどがいます。彼らの活躍は、学校の教育の質の高さを物語るものと言えるでしょう。

公式ウェブサイトでは、学校の詳しい情報や最新のニュースを確認できます。興味のある方は、www.st-peters.school.nzをご覧ください。

セント・ピーターズ・カレッジは、伝統と革新を融合させながら、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出す教育を提供することを目指しています。国際的な視野を持ち、社会に貢献できる人材の育成に力を入れている学校です。

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