ゼウス (プロレスラー)

ゼウス – 日本のプロレスラー

基本情報

ゼウス（本名：大林 賢将）は1982年1月27日に大阪府大阪市で生まれた日本のプロレスラーです。実業家であり、元プロボクサー、元ボディビルダーでもあります。血液型はO型で、大阪プロレスに所属しています。プロボクサーとしては「ゼウス金谷」というリングネームで活動しており、クルーザー級の選手でした。

人物背景

ゼウスは在日朝鮮人3世であり、幼少期には「金 繁優」という名前で親しまれていました。後に通名として「金谷 成格」を名乗り、2011年には日本国籍を取得し、現在の名前に改名しました。

経歴

幼少期からボディビルへの道

ゼウスは出生時体重4000グラムと大きく、幼いころから体を鍛えることに興味を持っていました。スポーツ全般に秀でていたものの、ケンカにも明け暮れる日々を送っていました。通常進学した高校においては素行不良により退学を余儀なくされ、その後大阪朝鮮高等学校に再入学するも再度退学となりました。19歳のころから真面目に生きる決意をし、ボディビルに本格的に挑戦することになります。2004年には大阪ボディビル選手権のライトヘビー級で優勝し、最年少記録を樹立しました。

プロレス界への足跡

ボディビルダーとして十分な経験を積んだ後、ゼウスは2006年に大阪プロレスに入門しました。ヒールユニット「バッドフォース」のメンバーとしてデビューし、デビュー1か月足らずでタッグ王座を獲得しました。その後、さまざまな選手と激闘を繰り広げ、期待の若手レスラーとしての地位を確立していきました。

ボクシング挑戦

2009年2月、ゼウスは日本ボクシング界への挑戦を決意し、ボクシングジムに所属します。プロボクサーとしてはデビュー戦は判定負けという結果に終わりますが、貴重な経験を積むことでプロレスへの熱意を再確認し、すぐにプロレス界へと戻ることにします。

プロレス復帰とその後

2010年に大阪プロレスでレスラーとして復帰したゼウスは、同じくボディビル出身の選手と共にタッグチーム「ザ・ビッグガンズ」を結成し活躍しました。2015年には全日本プロレスに正式に入団し、様々なタイトルを獲得。特に2018年には待望の三冠ヘビー級王者となり、その後も数回王座を手放しましたが、プロレス界での存在感を保ち続けています。

大阪プロレスのオーナー

2021年には大阪プロレスのオーナー兼社長に就任。自身のプロレスキャリアを経て、プロレス界の発展に寄与するための挑戦を始めました。また、同じ年に大阪プロレス王座を獲得し、選手としてもトップレベルでの活動を続けています。

技とスタイル

ゼウスの得意技には、ジャックハマー、チョークスラム、バイセップスエクスプロージョン、様々な打撃技や投げ技があります。彼の試合では、その圧倒的なパワーとテクニックを駆使し、多くのファンにエンターテインメントを提供しています。

結び

ゼウスはプロレス、ボクシング、ボディビルと多岐にわたるスポーツで活躍し続け、彼の人生は努力と挑戦の連続です。彼の今後の活躍が期待されます。

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