ソウル三星サンダース

ソウル三星サンダース (Seoul Samsung Thunders)

ソウル三星サンダースは、韓国プロバスケットボールリーグ（KBL）に所属するプロバスケットボールチームです。本拠地はソウル特別市に置き、KBLで活躍しています。かつてはサムスン電子がオーナーでしたが、2014年にサムスングループの広告代理店である第一企画に譲渡されました。

歴史

ソウル三星サンダースは1978年に三星バスケットボール部として創設されました。1982年には三星電子バスケットボール部となり、韓国プロバスケットボールリーグ発足時に、京畿道水原市を本拠地とする水原三星サンダースとしてリーグに参戦しました。

チームは着実に力をつけ、2000-2001シーズンに初の優勝を果たしました。翌年にはソウルに移転し、現在のチーム名であるソウル三星サンダースとなりました。

2005-2006シーズンには、チャンピオンシップでレギュラーシーズン首位の蔚山モービスフィバスを相手に、韓国プロバスケ史上初の4連勝を飾り、見事優勝を果たしました。この優勝はチームにとって2度目、そしてソウル移転後初の優勝となり、bjリーグの大阪エヴェッサとのbj-KBL チャンピオンシップゲームズに参加し、両者優勝という結果になりました。

2018年には、B.LEAGUE EARLY CUP関西に韓国クラブとして初めて出場し、日本のバスケットボールファンにもその名を知られるようになりました。

永久欠番

ソウル三星サンダースには、チームの功労者である金賢俊（キム・ヒョンジュン）の背番号10が永久欠番として登録されています。金賢俊は社会人バスケットボールの三星電子時代からチームを支え続けたシューターであり、一度波に乗ると誰にも止められないことで知られていました。1995年に引退後も同チームの監督、コーチとしてチームに貢献しましたが、1999年にチーム練習に向かう途中の交通事故で亡くなりました。彼の社会人時代からの多大な貢献を称え、1999年シーズンが始まる前に、選手時代の背番号10が永久欠番として決定されました。

主な歴代所属選手

ソ・ジャンフン
ソン・ジェイク
イ・ジョンソク
イ・キュソプ
レオ・ライオンズ
マーキース・カミングス
ユージーン・フェルプス
チャールズ・ガルシア
ディアンジェロ・ハミルトン
コフィ・コーバーン
マイケル・クレイグ

外部リンク

公式HP

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