タイムコール

タイムコールとは

タイムコールとは、ラジオやテレビの番組内で、アナウンサーやパーソナリティが時刻を読み上げることを指します。特にラジオでは、時間表示がないためタイムコールが重要な役割を果たします。一方、テレビでは常時時刻表示があるため頻繁には行われませんが、特定の番組、特に朝の情報番組などで見ることができます。

テレビ番組でのタイムコールの例

以下に、タイムコールが行われるテレビ番組の例をいくつかご紹介します。

めざましテレビ（フジテレビ）
平日05:25 - 08:00
番組キャラクターである「めざまし君」が登場し、時刻をアナウンスします。親しみやすいキャラクターによる演出が特徴です。

みのもんたの朝ズバッ!（TBS）
平日05:30 - 08:30
番組マスコットの「ミノムシ」が登場して、アナウンスを行います。詳細は番組内の「タイムコール」の項目を参照してください。

おはよう朝日です／おはよう朝日土曜日です（ABCテレビ）
平日06:45 - 08:00／土曜06:30～08:00
番組開始当初からタイムコールを行っており、その先駆けと言えます。エレクトーンの演奏後、エレクトーン奏者が時刻とコーナーを紹介します。具体的には、「『おはよう朝日（・土曜日）です』。ただいま（or まもなく）○時○分。“次は○○提供、○○＜コーナー名＞です。”」という形式で、時刻とコーナーを告知します。放送開始当初の形式を現在も踏襲しています。なお、本番組を模倣して始まった「おはようテレビ朝日」とその後の「やじうまワイド」（テレビ朝日）でも、同様の形式で告知が行われていました。

サンデーLIVE!!（テレビ朝日・朝日放送・メ～テレ共同制作）
日曜05:50(一部地域は06:20) - 08:30
朝日放送の発案で、CMに入るタイミングやCM明け、またはCMを挟まずに次のコーナーへ進む際に、女性エレクトーン奏者がジングルを演奏し、その間に気象情報担当のアナウンサーがタイトルコールと時刻を告知していました。具体的なフォーマットは、「『サンデーLIVE!!』、時刻は（or まもなく）○時○分です。“次は○○＜コーナー名＞です。”」というものでした。コーナー名が書かれたフリップを使用し、視覚的にも分かりやすく伝えられていました。ただし、この形式は2018年10月7日のリニューアルに伴い廃止されています。


タイムコールは、単に時刻を伝えるだけでなく、番組の個性や特色を出すための演出としても活用されています。各番組が工夫を凝らしたタイムコールに注目してみると、より番組を楽しめるかもしれません。

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