タイラー・ハンズブロー

アンドリュー・タイラー・ハンズブロー

アンドリュー・タイラー・ハンズブロー（Andrew Tyler Hansbrough、1985年11月3日 - ）は、アメリカ合衆国ミズーリ州出身の元プロバスケットボール選手。ポジションはパワーフォワード。

来歴

19歳で名門ノースカロライナ大学に進学。ターヒールズの一員として4年間プレーし、平均20ポイントを記録しました。3年生時には平均22.3ポイントをマークするなど、大学を代表するスター選手として活躍。2009年には、タイ・ローソン、タイラー・ゼラー、ウェイン・エリントン、ダニー・グリーン、エド・デイビスらと共にNCAAトーナメントを制覇し、全米チャンピオンに輝きました。

ハンズブローは、2009年のNBAドラフトでインディアナ・ペイサーズから13位指名を受け、プロのキャリアをスタートさせました。2年目の2010-11シーズン後半から出場機会を増やし、22試合で先発出場を果たしました。

しかし、ペイサーズは2011年オフにデビッド・ウェストを獲得。ハンズブローは引き続きベンチからの出場が中心となりました。

2013年7月2日、ペイサーズはウェストとの再契約を優先し、ハンズブローにクオリファイング・オファーを提示しないことを決定。同年7月15日、トロント・ラプターズと2年契約を結びました。

2015年7月21日には、シャーロット・ホーネッツと契約。

2016年夏以降、NBAチームとの契約に至らず、2017年にはDリーグからのNBA復帰を目指し、3月1日にフォートウェイン・マッドアンツと契約しました。

2018年からは中国リーグで3年間プレー。

2021年2月、現役引退を発表し、大学バスケットボールの解説者として新たな道を歩むこととなりました。

プレースタイル

"サイコT"という異名が示すように、リバウンドやディフェンスで体を張る、闘志溢れるプレースタイルが特徴です。オフェンスリバウンドにも強く、セカンドチャンスを多く生み出しました。一方、オフェンス面では、NBA入り後に二桁得点を記録したのは2010-11シーズンのみ。ファウルトラブルに陥りやすいこともあり、出場時間が限られることもありました。大学時代には30%台の確率を誇っていた3ポイントシュートも、NBA入り後は2014-15シーズンにようやく決まるなど、大学時代の得点力は鳴りを潜め、ロールプレーヤーとしての役割に徹するようになりました。

その他

弟のベン・ハンズブローもバスケットボール選手で、ポイントガードを務めています。ベンはノートルダム大学卒業後、主にユーロリーグで活躍していますが、2012-13シーズンにはインディアナ・ペイサーズで兄と共にプレーしました。

脚注

外部リンク タイラー・ハンズブロー - ドラフト情報 - NBADraft.net （英語）,DraftExpress.com （英語）

タイラー・ハンズブローの通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference、Basketball-Reference (G League)、ESPN、Eurobasket、RealGM
Basketball-Reference.com--Mobile

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