タチアナ・ゴロビン

タチアナ・ゴロビンは、1988年1月25日、ロシアのモスクワで生まれました。父親がアイスホッケーのコーチだった関係で、8歳の時に家族でフランスのリヨンに移住し、フランス市民権を取得します。

2003年からWTAツアーに参戦し、同年の全仏オープンでグランドスラムデビューを果たします。2004年の全豪オープンでは、16歳になったばかりで4回戦に進出。同年の全仏オープン混合ダブルスでは、リシャール・ガスケとペアを組み、見事優勝を果たしました。その後も、ウィンブルドンで4回戦に進出するなど、目覚ましい活躍を見せ、WTAの「最優秀新人賞」を受賞します。

2005年以降は、怪我に苦しむ時期もありましたが、2006年の全米オープンでは初のベスト8に進出。2007年には、「ボシュロム選手権」と「スロベニア・オープン」でシングルス優勝を飾りました。しかし、背中の慢性的な故障に悩まされ、2008年の北京オリンピックを欠場。同年5月を最後に、ツアーから離れることとなりました。

ゴロビンのプレースタイルは、アグレッシブなストロークと、両手打ちのバックハンドが特徴でした。また、その美貌と明るい性格で、多くのファンを魅了しました。テニス選手としてのキャリアは短かったものの、その才能と実績は、多くの人々の記憶に残っています。

WTAツアー決勝進出結果
シングルス: 7回 (2勝5敗)

4大大会シングルス成績
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

外部リンク
タチアナ・ゴロビン - WTAツアーのプロフィール （英語）
タチアナ・ゴロビン - ビリー・ジーン・キング・カップのプロフィール （英語）
タチアナ・ゴロビン - 国際テニス連盟

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