タナー・バンクス

タナー・ピアース・バンクス（Tanner Pierce Banks, 1991年10月24日 - ）は、アメリカ合衆国ユタ州ソルトレイク郡リバートン出身のプロ野球選手（投手）。左投右打で、MLBのフィラデルフィア・フィリーズに所属しています。

経歴

プロ入りとホワイトソックス時代

2014年のMLBドラフトで、シカゴ・ホワイトソックスから18巡目（全体528位）で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。契約後、ルーキー級オーガスタ・グリーンジャケッツでプロデビュー。その後、A級カナポリス・インティミディターズでもプレーし、この年合計で15試合に登板。1勝1敗3セーブ、防御率1.48、33奪三振という成績を記録しました。

2015年は、パイオニアリーグのルーキー級グレートフォールズ・ボイジャーズとA級カナポリスでプレー。2チーム合計で22試合に登板し（うち先発17試合）、5勝5敗1セーブ、防御率2.71、43奪三振をマークしました。

2016年には、A級カナポリスとA+級ウィンストン＝セイラム・ダッシュでプレーし、2チーム合計で27試合に先発登板。12勝7敗、防御率3.50、116奪三振という好成績を残しました。

2017年は、A+級ウィンストン＝セイラムとAA級バーミングハム・バロンズでプレーし、2チーム合計で26試合（先発25試合）に登板。10勝11敗、防御率4.28、113奪三振を記録しました。

2018年もA+級ウィンストン＝セイラムとAA級バーミングハムでプレーし、2チーム合計で23試合に先発登板。12勝7敗、防御率2.59、100奪三振と安定した成績を残しました。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグスに所属しました。

2019年はAA級バーミングハムとAAA級シャーロット・ナイツでプレーし、2チーム合計で30試合（先発21試合）に登板。6勝7敗1セーブ、防御率4.19、88奪三振を記録しました。

2020年は、COVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦での登板機会はありませんでした。

2021年はAAA級シャーロットでプレーし、25試合（先発5試合）に登板。3勝3敗、防御率4.53、70奪三振を記録しました。

2022年4月7日にメジャー契約を結び、開幕ロースター入りを果たし、4月10日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビューを飾りました。この年は35試合に登板し、2勝0敗、防御率3.06、49奪三振を記録しました。

2023年は32試合（先発3試合）に登板し、1勝4敗1セーブ、防御率4.43、51奪三振を記録しました。

フィリーズ時代

2024年7月30日にウィリアム・ベルゴラとのトレードでフィラデルフィア・フィリーズに移籍しました。

選手としての特徴

タナー・バンクスの投球は、フォーシームとスライダーを軸に、カーブ、シンカー、そして右打者に対してはチェンジアップも織り交ぜる、多彩な球種を駆使したスタイルが特徴です。

詳細情報

年度別投手成績：(2023年度シーズン終了時)
年度別守備成績：(2023年度シーズン終了時)

背番号

57（2022年 - 2024年途中）
58（2024年途中 - ）

脚注

関連項目

メジャーリーグベースボールの選手一覧 B

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Tanner Banks stats MiLB.com （英語）
Tanner Banks (@tannerbanks10) - Instagram

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