タープラ駅

タープラ駅 (タープラこうさてん)

タープラ駅は、タイ王国のバンコク都バーンコークヤイ区に位置しているバンコク・メトロ（MRT）ブルーラインの駅です。この駅は「BL01」という番号が付けられており、ブルーラインの重要な接続ポイントの一つとして機能しています。タープラ駅は、放射状に伸びるラックソーン方面と円環状の路線（タープラ-バーンスー-スクムウィット-フワランポーン-タープラ）との接続地点であり、タオプーン方面からの列車はこの駅が終点となるため、利用者にとって便利な位置にあります。

駅の歴史

タープラ駅の開業は2019年に始まりました。7月29日にブルーラインのホワランポーンからタープラまでの試運転が行われ、同時にU2階部分の利用が開始されました。続いて、9月29日には正式に開業し、タープラ駅はバンコクの交通網に組み込まれます。2020年3月30日にはタープラからシリントン、さらにタオプーン間の運行が正式に始まり、駅の機能が充実しました。

駅の構造

タープラ駅は高架式の三層構造を持っています。U1階（日本の2階に相当）は改札口が設置されており、U2階（日本の3階に相当）には2面2線の相対式ホームが配置されています（1・2番線）。さらに、U3階（日本の4階に相当）では1面2線の島式ホーム（3・4番線）が存在し、U2階とU3階のホームは十字に重なっています。これにより、効率的な乗り換えや乗客の流動が可能となっています。

駅周辺の見どころ

タープラ駅の周辺にはさまざまな観光スポットがあります。駅近くのタープラ交差点は交通の要所となっており、周囲には「ワット・タープラ」や「ワット・プラドゥーナイソンタム」といった寺院があります。また、地元の人々に利用されるタープラ市場や、賑やかなタプラ・ルン・ルエン市場も近隣にあり、現地の文化や食事を体験する絶好の機会を提供しています。これらのスポットへのアクセスが良好なため、観光客にとっても便利な場所と言えます。

隣接駅の情報

タープラ駅は、他の駅との接続も良好です。例えば、タオプーン方面に向かう場合はタープラ駅を出発し、次のジャラン13駅（BL02）へ進むことができます。また、ラックソーン・フワランポーン方面には、イサラパープ駅（BL32）と隣接しており、非常にコンパクトな駅間距離となっています。これにより、利用者はスムーズに行き来できるようになっています。

タープラ駅は、利便性が高く、多くの観光地へのアクセスが可能な地点であり、バンコクを訪れる際はぜひ立ち寄りたいスポットです。

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