ダイヤモンド・アイズ

ダイヤモンド・アイズ

「ダイヤモンド・アイズ」は、1986年7月7日にワーナー・パイオニアから発売された少年隊の3rdシングルです。この曲は、1985年にデビューした彼らにとって2回目のオリコンチャート首位獲得となった作品でもあります。

初回プレスと仕様

初回プレス版はクリアディスク仕様で発売されました。これは当時のシングル盤としては珍しいデザインで、多くのファンの目を引きました。初回プレスはコレクターズアイテムとしても価値が高く、今でも根強い人気を誇っています。

シングル内容

「ダイヤモンド・アイズ」のB面には「レイニー・エクスプレス」が収録されています。このB面楽曲は、後にCDシングルで再発売された際に特別扱いされ、両A面シングルとして再リリースされました。これは通常の再発売シングルとは異なり、収録曲のタイトルが同じ大きさで表示され、特に注目を集めました。実際のところ、「レイニー・エクスプレス」をA面にする案もあったものの、よりダンスに適した楽曲を重視して「ダイヤモンド・アイズ」が選ばれました。

振り付けと苦労

少年隊のメンバー、植草は後に「この歌の踊りは非常に難しかった」と振り返っています。特にシンコペーションのリズムが取りづらく、サビの冒頭に入る歌も難解だったため、しばしばスタッフに叱責されたりもしたそうです。こうした苦労を経て、メンバーはパフォーマンスを磨いていったのでしょう。

リミックス版

また「ダイヤモンド・アイズ」のリミックス版である「Diamond Eyes(Extended Club Mix)」も制作されました。このバージョンはプロモーション用に制作されましたが、商品化はされませんでした。このようなリミックス作品も、当時の音楽シーンを反映しています。

作詞・作曲

「ダイヤモンド・アイズ」の作詞は川田多摩喜と神田エミが担当し、作曲は長沢ヒロが行い、編曲は戸塚修が手掛けています。一方、B面楽曲「レイニー・エクスプレス」は、宮下智が作詞・作曲を行い、編曲はマーク・ゴールデンバーグによって制作されました。

収録アルバム

このシングルは、後にいくつかのベストアルバムに収録されています。「BEST OF 少年隊」には1、2曲目が収録されており、#1はベスト・アルバム・バージョンです。また「少年隊 35th Anniversary BEST」には、通常版として#2も入っています。

「ダイヤモンド・アイズ」は、少年隊の音楽キャリアにおいて重要な一曲として今も多くの人々に愛されています。音楽の歴史においても、1986年の特筆すべき作品として位置付けられるこの楽曲は、彼らの活躍を象徴するものとなっています。

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