ダニエレ・パデッリ

ダニエレ・パデッリ（Daniele Padelli, 1985年10月15日 - ）は、イタリア・レッコ出身のサッカー選手。ウディネーゼ・カルチョに所属し、ポジションはゴールキーパーを務めています。

経歴

クラブ

パデッリは2004年にUCサンプドリアに加入し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。2005年には、セリエC1（3部リーグ）のUSペルゴレッテーゼ1932へレンタル移籍し、プロデビューを果たしました。

2007年1月には、イングランド・プレミアリーグのリヴァプールFCへレンタル移籍という形で加入。同年5月13日に行われたチャールトン・アスレティックFC戦でプレミアリーグに初出場し、自身初の1部リーグデビューを飾りました。しかし、当時リヴァプールの正ゴールキーパーであったペペ・レイナからポジションを奪うことはできず、契約満了に伴い半年でチームを去りました。

その後、パデッリはイタリア国内の中堅・下位クラブを渡り歩き、経験を積みました。2013年には、セリエAのトリノFCへ自由移籍で加入。2013-14シーズンには、それまで正ゴールキーパーだったジャン＝フランソワ・ジレからポジションを奪い、リーグ戦全38試合に出場し、クラブの7位躍進に大きく貢献しました。しかし、2015年にジョー・ハートがレンタルで加入すると、再びポジションを失いました。

2017年7月3日、インテルナツィオナーレ・ミラノは、第2ゴールキーパーであったフアン・パブロ・カリーソの退団を受け、パデッリと2年契約を結びました。

代表

パデッリは、イタリア代表として世代別代表に選出された経験を持ちます。2014年8月には、当時のイタリア代表監督であったアントニオ・コンテによって、イタリア代表に初めて招集されました。

人物・エピソード

2015年5月6日に行われたエンポリFC戦での出来事は、パデッリにとって忘れられないものとなりました。味方選手からのバックパスを処理しようとした際、キックミスを犯し、ボールを自陣のゴールに蹴り込んでしまうという痛恨のオウンゴールを記録。このオウンゴールが決勝点となり、エンポリが勝利。エンポリはこの勝利によってセリエＡ残留を決定させたという試合でした。

外部リンク

ダニエレ・パデッリ - Soccerwayによる個人成績
transfermarkt

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