ダンス!ダンス!ダンス! (シャネルズのアルバム)

アルバム『ダンス!ダンス!ダンス!』について

1982年12月1日にリリースされたシャネルズ（後にラッツ＆スターとして知られる）の5枚目のアルバム『ダンス!ダンス!ダンス!』は、グループにとって重要な作品です。このアルバムは、シャネルズ名義で発表された最後のオリジナルアルバムであり、その後の音楽キャリアにおける重要な区切りとなりました。

このアルバムの特徴として、小林克也がスペシャルDJとして参加している点が挙げられます。彼のユニークな声やセンスが、アルバム全体にエネルギーと色彩をもたらしています。しかし、1995年にCDとして復刻された際には小林のDJ部分がカットされてしまったため、その部分を楽しむことができないのは残念なところです。

収録曲について

アルバムには多様な楽曲が収められており、それぞれの曲がアーティストたちの才能を映し出しています。主な収録曲は以下の通りです。

1. TURN BACK THE HANDS OF TIME
作詞・作曲はDANIELS JACKとTHOMPSON BONNIE F。感情豊かなメロディーが印象的です。

2. 週末ダイナマイト
この楽曲は特にエネルギッシュで、リードボーカルは田代マサシが務めています。

3. PEPPERMINT TWIST!
作詞・作曲はDI NICOLA JOSEPHとGLOVER HENRY。ノスタルジックなビートが楽しめます。

4. DANCE! DANCE! DANCE!
アルバムのタイトル曲で、リードボーカルは鈴木と田代のデュエットです。

5. BOOGIE WOOGIE TEENAGE
この曲も鈴木と田代がリードを担当しており、明るい雰囲気を持っています。

6. 涙でハッピーバースデー
「週末ダイナマイト」のB面曲で、感情が込められた一曲です。

7. 浮気なエンジェル
リードボーカルは鈴木・田代・佐藤・久保木によるもので、ハーモニーが美しいです。

8. COME BACK MY LOVE
作詞・作曲はMANSFIELD BOBBY LEE。リードボーカルの桑野信義の切ない歌声が印象的です。

9. TWISTIN' U.S.A.
軽快なビートが心地よい楽曲で、聴く人を引き込む魅力があります。

10. 恋の4回戦ボーイ
作詞は麻生麗二。リードボーカルは久保木が担当し、ポップなメロディーが映えます。

11. DO YOU WANNA DANCE
作詞・作曲はFREEMAN BOBBYで、新保と佐藤がリードボーカルを務めています。

12. Yeah! Yeah! Yeah!
リズム感が心地よいこの曲は、聴く人を踊りださせる魅力があります。

13. 星くずのダンス・ホール
作詞は麻生麗二。夢のようなビジュアルイメージを思わせる楽曲です。

14. LOVERS NEVER SAY GOOD-BYE
作詞・作曲はJOHNSON TERRYとWILSON PAUL。リードボーカルは鈴木と田代が担当し、感動的なバラードです。

このアルバムは、シャネルズの音楽性を象徴する曲たちが収められており、ファンにとっても特別な意味を持つ作品です。聴くことで当時の熱気やエネルギーを感じることができる、そんな魅力に満ちたアルバムと言えるでしょう。

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