ダンテ・ビシェット・ジュニア

アルフォンス・ダンテ・ビシェット

アルフォンス・ダンテ・ビシェット（Alphonse Dante Bichette, 1992年9月26日 - ）は、アメリカ合衆国フロリダ州オーランド出身のプロ野球選手（内野手）。右投右打。父は元メジャーリーガーのダンテ・ビシェット、弟は同じくプロ野球選手のボー・ビシェットという野球一家に育つ。

経歴

ヤンキース傘下時代 (2011-2017)

2011年のMLBドラフトでニューヨーク・ヤンキースから1巡目追補（全体51位）で指名されプロ入り。ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースで打率.342、3本塁打、47打点と好成績を残し、A-級スタテンアイランド・ヤンキースへ昇格。

2012年はA級チャールストン・リバードッグスでプレー。122試合に出場し、打率.248を記録。2013年もA級チャールストンでプレーするも、打率は.214。

2014年はA+級タンパ・ヤンキースとAA級トレントン・サンダーでプレーし、2球団合計で打率.264、10本塁打、68打点を記録。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加。

2015年もA+級タンパとAA級トレントンでプレーし、2球団合計で打率.264、10本塁打、68打点を記録。

2016年はAA級トレントンでプレー。オフには第4回WBCのブラジル代表に選出されるも、チームは予選で敗退。

2017年もAA級トレントンでプレーした後、FAとなった。

ロッキーズ傘下時代 (2017-2018)

2017年12月、コロラド・ロッキーズとマイナー契約を結ぶも、2018年3月に解雇。

独立リーグを経てナショナルズ傘下時代 (2018-2020)

2018年はアメリカン・アソシエーションのセントポール・セインツと契約。2019年にはアトランティック・リーグのハイポイント・ロッカーズにトレードされ、好成績を上げてワシントン・ナショナルズとマイナーリーグ契約。2020年5月、ナショナルズを解雇。

人物・エピソード

父方の祖父がベルギー人、祖母がドイツ系アイルランド人というルーツを持つ。父ダンテ・シニアがブラジル人のマリアナと結婚したため、アルフォンスと弟ボーはフランス・アイルランド・ブラジル系アメリカ人となり、母親の故郷であるブラジルの代表選手としてWBCなどの国際大会に出場する資格を得た。

詳細情報

代表歴

2017 ワールド・ベースボール・クラシック・ブラジル代表

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
* Dante Bichette Jr. stats MiLB.com （英語）

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