ダヴィデ・カラブリア

ダヴィデ・カラブリアは、1996年12月6日、イタリアのロンバルディア州ブレシアに生まれました。ACミランの下部組織で育ち、2015年にトップチームデビューを果たしました。当初は出場機会に恵まれませんでしたが、ステファノ・ピオリ監督の就任以降、徐々に出場機会を増やし、右サイドバックのレギュラーとして定着しました。

カラブリアは、運動量豊富で、対人守備に強いサイドバックです。また、近年は戦術理解度も向上し、攻撃の起点となるパスを供給するなど、総合的な能力を高めています。ACミランでは、2021-22シーズンのスクデット獲得に大きく貢献し、翌シーズンからはキャプテンにも就任しました。生え抜き選手が移籍を経験せずにキャプテンを務めるのは、パオロ・マルディーニ以来という快挙でした。

しかし、2024-25シーズンは怪我の影響や、新加入選手とのポジション争いもあり、出場機会が減少。2025年2月には、ボローニャFCへ期限付き移籍することになりました。

イタリア代表としては、2020年11月にデビュー。UEFA U-21欧州選手権などにも出場しています。

クラブ経歴

ACミラン (2015-2025)
ボローニャFC (2025-)

代表経歴

U-21イタリア代表
イタリア代表

タイトル

ACミラン
スーペルコッパ・イタリアーナ (2016)
* セリエA (2021-22)

カラブリアは、ACミランの象徴的な選手の一人として、多くのファンに愛されてきました。ボローニャFCでの活躍にも期待が集まっています。

エピソード

カラブリアは、2021年にACミランがスクデットを獲得した場合、友人に牡蠣をごちそうする約束をしていることを明かしました。見事スクデットを獲得した際には、約束を果たしたことでしょう。

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