チェック&チェック

チェック&チェック

『チェック&チェック』は、1979年から1980年にかけてTBS系列で放送されたクイズ番組です。この番組は三菱電機の一社提供で、毎週日曜日の午後7時30分から8時まで放送されていました。

番組の概要

この番組では、解答者たちがパネルやVTRを通じて出題されるクイズに挑み、間違いを探し出すという内容が展開されました。参加者は5人1組のチームを組み、対抗形式で競い合います。勝利したチームには三菱電機製の賞品と一緒に、獲得得点に応じた賞金が贈られ、敗れたチームには参加賞として500円が渡されました。

出演者

司会者

番組を進行した司会者は、当初はTBSアナウンサーの藤田和弘が担当し、その後は毒蝮三太夫が引き継ぎました。藤田司会時には石川ひとみや高見恭子も出演し、毒蝮司会時には一般参加者による歌唱形式のクイズが取り入れられました。

レギュラー出演者

番組にはレギュラー解答者として、秋野暢子や荒井注が参加。また、藤田司会期にはビジーフォーが「まちがいソング」の出題を担当するなど、音楽的要素も豊富でした。

番組のルール

初めの頃、藤田司会下では、正解者がチームメンバーの1人を選び、相手チームの中からも1人選ぶことで得点を交換できるという珍しいルールがありました。また、番組には生演奏を伴うジャズバンドが出演し、より一層活気に満ちた雰囲気を醸し出していました。

一方で、毒蝮司会時代にはルールが厳格化され、ペナルティが導入されました。不正解が5つに達すると得点がリセットされるため、真剣勝負が展開されました。ここでは、早押しオープニングクイズを除き、すべてのクイズに対してペナルティが適用されるのが特徴です。毎回、不正解時に毒蝮が「ばかー！」と叫ぶのが恒例となり、視聴者にも愛されました。

対戦内容

この時期、一般からの出場者が多かった前期には、さまざまな対決が行われました。後期には芸能人によるチーム対抗戦へとシフトし、人気のある漫画家や歌手、ボクサーなども参加しました。特に、楳図かずおと里中満智子による漫画家対決や、ファイティング原田とガッツ石松のボクサー対決などが注目を集めました。また、横山やすしと西川きよしのチーム対抗戦も話題となり、個性的なキャラクターによる盛り上がりを見せました。

終わりに

『チェック&チェック』は、クイズ番組としての革新性があり、視聴者に強烈な印象を残しました。特に、出演者やルールが変化する中で、毎回新しい楽しみを提供し続けました。最終回まで多くの人気を博した本番組は、今もなお多くのファンに記憶され続けています。

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