チコチェアー

チコチェアー（Chicochair）

チコチェアーは、1999年から2004年にかけて活動していた日本のギター・ポップ・バンドで、青春を感じさせるサウンドを持ち、観客を魅了しました。バンドは東京都出身のチカをはじめ、コーヘイ、ユージ、タカオリという4人のメンバーで構成されていました。特に、チカはボーカルと作詞を担当し、彼女の歌声は多くのファンの心に響きました。

メンバー紹介

チカ（chica） - ボーカル・作詞担当。4月25日生まれ、東京都出身。
コーヘイ（kohei） - ギター・作曲担当。10月20日生まれ、和歌山県出身。
ユージ（yuji） - ベース・作曲担当。4月8日生まれ、愛知県出身。
タカオリ（takaori） - ドラム担当でリーダー。4月13日生まれ、広島県出身。

経歴の概要

チコチェアーは1999年11月11日に結成され、翌年の2月12日には初ライブを下北沢CLUB Queにて行いました。その後、同地域を中心に定期的にパフォーマンスを展開し、独自の音楽スタイルを確立していきました。

2001年7月には1stミニアルバム「チコデストロイヤー」をリリースし、その後はシングル「シナリオ」を発表。このシングルは多くのリスナーに影響を与え、バンドの名を広めました。続く2002年には2ndシングル「夕暮れシーサイドビーチ」と2ndミニアルバム「Deadstock」をリリースし、ますますの人気を得ました。

2003年、チコチェアーはメジャーに移籍し、1stシングル「tonight/midnight」をエピックレコードからリリースしました。この楽曲はテレビ東京系のアニメ『E'S OTHERWISE』のエンディングテーマとしても知られています。続いてメジャー2ndシングル「トリコロール」とメジャー1stアルバム「ハチミツダーリン」もリリースされ、確固たる地位を築いていくことになりました。

しかし2004年に入ると、メンバーのコーヘイとタカオリが脱退。この影響で、バンドは解散せざるを得なくなりました。解散の際には下北沢CLUB251で最後のライブを行い、多くのファンが惜しむ中、その活動に幕を閉じました。

復活の兆し

2018年7月14日、ボーカルのチカが自身のTwitterアカウントを通じて、チコチェアーが14年ぶりに復活ライブを行うことを告知しました。このニュースはファンにとって嬉しいサプライズとなり、再結成への期待が高まりました。

ディスコグラフィー

インディーズ時代の代表作には「チコデストロイヤー」「Deadstock」などがあり、メジャーに移籍後は「ハチミツダーリン」といったアルバムがヒットしました。また、シングル「tonight/midnight」や「トリコロール」はメジャー制作の代表的な作品です。

最後に

チコチェアーは独特なサウンドとキャッチーなメロディーで、多くの音楽ファンに影響を与えてきました。復活ライブは、多くのファンにとって再びその魅力を体験できる機会となり、音楽シーンにおいて新たな動きを感じさせることでしょう。

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