チャレンジタイム

チャレンジタイム（CT）とは

チャレンジタイム（Challenge Time、CT）とは、パチスロにおける付加機能の一つです。

概要

4号機におけるCT

4号機時代には、特定の役の成立後、いずれかのリールを無制御状態にすることで、プレイヤーが目押しによって自由に小役を揃えられる状態を指しました（ただし、リプレイとボーナスは除く）。

原則としてBタイプの機種に搭載可能で、規定差枚数への到達、または規定プレイ数の消化で終了するものがほとんどでした。これらの機種では、規定差枚数の上限付近で小役の取得を調整し、規定プレイ数までメダルを減らさずにボーナス抽選を受けるといった攻略法も存在しました。

「ウルトラマン倶楽部3」や「アステカ」などの機種で人気を博し、一時代を築きましたが、AT機やST機の登場により徐々に下火となりました。

5号機におけるCT

5号機では、規定変更により特定の図柄を揃えることで発動するボーナスとして扱われます（正確には、「第二種特別役物（チャレンジボーナス）に係る役物連続作動装置」）。1コマまでのスベリが認められるなど、4号機におけるCTとは性質が大きく異なります。

終了条件の一つにレギュラーボーナスの成立があるため、レギュラーボーナスを搭載せず、その代用としてCTを搭載している機種がほとんどです。そのため、プレイヤーが4号機のように特にCTを意識することは少なくなっています。

5号機でCT搭載機が増加した背景には、CT搭載機が役物比率（全ての払い出しのうち、ボーナスに係る払い出しが占める割合）で優遇されているという事情があります（CT非搭載機の上限が60%であるのに対し、CT搭載機は70%）。

内容

4号機

発動条件：ボーナス終了後
終了条件：ボーナス成立、差枚数201枚以上、150ゲーム終了のいずれか

5号機

発動条件：特定役の入賞
終了条件：規定払い出し枚数到達（最大で253枚以上の払い出し）、普通役物（シングルボーナス）成立、第一種特別役物（レギュラーボーナス）成立

その他

複数のCTを搭載可能
ボタンが押された時から0.075秒（約1コマ）以内にリール停止

4号機での搭載機種（一部）

クロスCT（CT機能初搭載機）
ウルトラマン倶楽部3
アステカシリーズ
アステカレジェンドR
フルーツトリオCT
ジャパン2
ピンクパンサー3
クレオパトラ
エスプ
ウルフエムX
ワードオブライツ
NJCT
クラフト
スロッティア
ダブルウルフVCT
チェリー12X
ディーエイチ2
デルソル2
トリプルライダー
ネズミケンザン
ハロウィンII VCT
ハロウィンCT
ハロウィンSCT
フライングアイズVCT
ペイントボーイ
ペイントマン
メキシカンCT2
アバロンD

関連項目

リプレイタイム
アシストタイム

もう一度検索