チュートリアルのオールナイトニッポンR

チュートリアルのオールナイトニッポンR：笑いとハプニングに満ちた深夜ラジオ

ニッポン放送で放送された深夜ラジオ番組『オールナイトニッポンR』において、お笑いコンビ・チュートリアル（徳井義実、福田充徳）がパーソナリティを務めた『チュートリアルのオールナイトニッポンR』は、2007年4月21日から2008年12月20日にかけて、毎月第3土曜日の27時（日曜3時）から29時（日曜5時）に放送されました。全国21局ネットで放送され、多くのリスナーに親しまれました。

番組の歴史

番組開始以前にも、2006年6月10日と2007年3月17日に特番が放送されています。初回特番は収録でしたが、2回目の特番では生放送を実施。この特番で、番組のレギュラー化が発表されました。

レギュラー放送では、数々の個性的なコーナーが展開されました。リスナー参加型のコーナーが多く、チュートリアルの2人の掛け合いとリスナーからの投稿が絶妙に絡み合い、独特のラジオ番組を形成していました。代表的なコーナーには以下のものがあります。

可能性はゼロではない:ありえない出来事を募集するコーナー。突拍子もないアイデアが飛び出し、リスナーとパーソナリティが一緒に想像力を膨らませる時間でした。
徳井義実のズルムケ駆け込み寺:リスナーの悩み相談に答える電話コーナー。徳井さんの独特の視点とユーモアあふれる回答が、リスナーを励ましました。
細かすぎて伝わらないドッキリ:福田さん、あるいは徳井さんへのドッキリ企画を募集するコーナー。些細な行動や言動に隠されたドッキリは、笑いを誘いました。
福田充徳イメージランキングベスト6:リスナーから寄せられた福田さんのイメージをランキング形式で発表するコーナー。意外な一面が明らかになることもありました。
福田くんのウィキペディア大作戦:福田さんのウィキペディア項目を充実させることを目的に、新しい情報を募集するコーナー。しかし、投稿が殺到しウィキペディア管理側から編集制限がかかってしまったため、2007年7月21日放送をもって終了しました。
デリ福:福田さんの自宅にやってきてほしいことをリスナーから募集するコーナー。しかし、福田さんが拒否することが多く、2008年5月17日放送をもって終了となりました。

番組を彩る出来事

番組放送中には様々なハプニングもありました。2007年10月20日放送では福田さんが遅刻、前半は徳井さんが一人で番組を進行する事態に。また、2008年10月18日放送では徳井さんが遅刻し、福田さんが一人で進行を担当しました。こうしたハプニングも、番組の魅力の一部となっていました。さらに、福田さんの「差し歯」をきっかけに芸名改名案を募集したり、福田さんがGLAYの「HOWEVER」を熱唱するなど、数々の印象的なエピソードが残っています。

スタッフ

番組を支えたのは、構成作家・細田哲也氏と音響効果担当のサウンドマンです。彼らの手腕によって、チュートリアルの魅力が最大限に引き出されました。

まとめ

『チュートリアルのオールナイトニッポンR』は、チュートリアルの2人の個性が存分に発揮された、自由奔放で笑いに満ちた番組でした。個性的なコーナー、ハプニング、そしてリスナーとの一体感。これらの要素が絡み合い、多くのリスナーに記憶に残る深夜ラジオとなりました。番組は終了してしまいましたが、その面白さは今でも語り継がれています。

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